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内村光良「地方営業でサザンの曲を歌って30分もたせたことも」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.08.05 20:00 最終更新日:2018.08.05 20:00

内村光良「地方営業でサザンの曲を歌って30分もたせたことも」

 

 内村光良が7月25日放送の『FNSうたの夏祭り』(フジテレビ系)でサザンオールスターズの桑田佳祐とのとの思い出を語った。

 

「思い出の夏うた」にサザンの『ミス・ブランニューデイ』をあげた内村。

 

「熊本から上京して、初めてサザンのライブを南原(清隆)君とか出川(哲朗)君と見に行った。(日本映画学校の)同じクラスの仲間と初めてサザンのコンサートに行ったときの新曲がこの曲。鮮烈に覚えている」

 

 

 現在も盟友の2人とライブに行った内村。ウッチャンナンチャンの相方となった南原とはさらに意外な形でサザンが役に立っていた。

 

「デビューした年に夏祭りの営業に行って、30分のステージで25分しかネタがなかった。あとの5分どうするか一生懸命考えて、『ミス・ブランニューデイ』のカラオケをかけて、2人で普通に歌った。ものまねもしないで。それで30分をもたせた」

 

 後に、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンの出世作となったコント番組『夢で逢えたら』(フジテレビ系)の主題歌はサザンが担当。番組用オープニング映像で内村はサザンと共演している。

 

 さらに2000年発売のサザンの『TSUNAMI』は、『ウンナンのホントコ!』(TBS系)の『未来日記III』テーマソングに起用され、200万枚を超えるヒットを記録。

 

 また、2001年の桑田のシングル『白い恋人達』のMVに内村が出演する一方、2016年公開の内村監督映画『金メダル男』に桑田が『君への手紙』を提供するなど、交流を深めてきた。

 

 一度、サザンのライブに、内村がサプライズ出演したところ、演出で、桑田が内村を蹴飛ばして舞台から突き落としたという。その顛末について内村はウェブ『CINRA.NET』でこう話している。

 

「その数年後に偶然お店で桑田さんとお会いして、初めて一緒に飲んだときに、すごく謝られたんですね。『ずっと謝ろうと思ってた』って。そんなことをずっと気にしていられたなんて、なんて繊細な方なんだろうと思って」

 

 昨年末放送の『紅白歌合戦』では内村が総合司会を務め、年越しライブのため横浜アリーナにいる桑田と中継でトーク。桑田から「ウッチャン、会いたかったよ! 今年もお世話になりました」と声をかけられていた。

 

「芸能界一優しい男」として知られる内村は、大好きなサザンに公私ともに支えられてきた。お笑いとアーティストとジャンルは違えど、互いをリスペクトする強い絆で結ばれているようだ。

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