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「LGBTは生産性がない」にミッツが「ふざけんな」とバッサリ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.08.13 16:00 最終更新日:2019.10.26 10:27
自民党・杉田水脈(みお)衆議院議員の一つの寄稿が、大きな怒りを巻き起こしている。
寄稿は、7月18日発売の月刊誌『新潮45』が掲載したもので、「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して、「『常識』や『普通であること』を見失っていく社会は『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません」「LGBTは『生産性』がない」などと差別的な主張をしたのだ。
これに対し、5000人が参加する大規模な抗議活動が自民党本部前で展開された。自民党は8月2日、「問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」として、杉田議員を指導したとの党見解をホームページに掲載した。
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だが、批判の声は永田町だけにとどまるはずがない。まず声をあげたのが、タレントのミッツ・マングローブ(43)だ。ミッツの反応は早かった。
7月29日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演。杉田議員の寄稿について、「ふざけんなって」と嫌悪感をあらわにしたのだ。
「怒るとか傷つくとか通り越して、あきれちゃって、お粗末すぎて物が言えない」とため息をついた。だが、冷静に一連の騒動への見方を示す。
「ただ、(LGBTの)当事者たちもそこを常に冷静さを保ちつつ、あんまり『弱者至上主義』みたいなものに陥り過ぎないようにしていなきゃいけない」
さらに、こう続ける。
「追い風が吹いてるときって、必ず逆風が起こるんですよ。同じ分だけ。だからこの先も似たようなことが数々起きると思いますけど、そこで私たちは生産性がないと言われようとも、粛々と生きているわけですから」
最後に、こう結んだ。
「ただ、こんな物わかりがいいことを言ってるのもアホらしくなるくらい、やっぱり心外ですよ」
アホな議員のセンセイも、ミッツに教えを請うた方がよさそうだ。