エンタメ・アイドル
甲子園見たさに撮影を止めさせた「柳沢慎吾」その一戦とは?
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.08.15 16:00 最終更新日:2018.08.15 16:00
俳優の柳沢慎吾(56)が、YouTubeの「スポニチチャンネル」で公開されている動画「柳沢慎吾のひとり甲子園」で、2006年夏の甲子園の忘れられない思い出を語っている。
いままで5回登場した横浜DeNAベイスターズの始球式では、「横浜高校対PL学園」の試合などをモチーフにした「日本一長い始球式」ネタを披露するほど、芸能界屈指の高校野球ファンとして知られる柳沢。
【関連記事:高校野球芸人が明かす鉄板ネタ「監督は個性派揃い」】
2006年の第88回高校野球の決勝は再試合となっていた。
現在、ニューヨーク・ヤンキースで活躍する田中将大投手を擁し、大会3連覇を狙った「駒大苫小牧」と、“ハンカチ王子”と呼ばれた斎藤佑樹投手を擁した「早稲田実業」の一戦。
日本中の注目を集めた試合だったが、誰よりも見たいはずの柳沢はその日にドラマ撮影の仕事が入っていたという。
70〜80人のスタッフを抱える現場は、収録が押していたこともあり、かなりピリピリしたムードだった。それでも柳沢は「本当に最後になると思うので、どうにか見せてくれないか!」と監督に頼み込み、撮影を30分中断させた。
「『これ、いつ終わるんだよ! 経費削減でタクシーなんか出さないからな!』と助監督とかが揉めてるわけよ」
そんななか柳沢は、テレビ局の大きな画面で試合を悠々と見ていたという。肝心の試合は9回表、駒大苫小牧の攻撃。2アウトで迎えた打者の田中将大は三振に倒れた。
「アーーーーーーーー(甲子園のサイレン)となって、(優勝した)早稲田実業の校歌を歌って、監督のインタビューが終わってからドラマの収録に戻っていったの。
そしたら、スタジオ入った瞬間、『(雰囲気が)暗っ』って。みんなスタッフも見たかったんだよ、あの試合。『アンタだけでしょ見たの』って言われちゃったよ」
今回の甲子園では、柳沢が熱中するくらいの名勝負は現われるのか。