斎藤工も絶賛「おいでやす小田」4度目の正直でR-1優勝目指す

　3年連続でR-1ぐらんぷり（フジテレビ系）ファイナリストの実績をひっさげ、今年5月から東京進出を果たした実力派ピン芸人おいでやす小田（40）。

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　お笑い好きの斎藤工が芸人20組のネタを見て、一番面白い芸人を選ぶ番組でもNo.1に選ばれた。斎藤工と言えばサンシャイン池崎の完コピをし、池崎をブレークに導いた実績がある。おいでやす小田も池崎に続くことができるのか、インタビューマン山下が聞いた！

――斎藤工さんからNo.1に選ばれましたが、反響はいかがでしたか？

「そのときの優勝の特典が、斎藤さんがメディアで最低3回、僕の名前をイチ推し芸人として出すというものだったんです。その後、僕がTwitterとかでエゴサーチしてもまったく出てこないんですよ。

　斎藤さんと交流のあるサンシャイン池崎君に会ったときも、あの特典の件はどうなったか斎藤さんに聞いといてとお願いしたんですが、そこからも音沙汰がなかったんです。

　それから1年たって、斎藤さんが小堺一機さんの番組にゲスト出演された際、ようやく僕を番組に呼んでくれて、お二人の前でネタをやったんです。

　1年間ほったらかしにされていたので、そのネタ終わりで僕が「ちょっと、どういうことですか！」ってワーッと苦情を言ったんですが……斎藤さんは実はいろんなメディアで僕の名前を出してくれていたんですが、それが全部カットされていただけだったんです（笑）。
　

　だから斎藤さんも僕の苦情に対してポカーンとなって、めちゃくちゃ変な感じになりました（笑）。そのあと、ただただ普通のおっさんの僕が謝るだけになって大失敗しました。
　でも、そこから1年以上たちますが、なんにもないんです……」

――鶴瓶師匠にも可愛がってもらってますよね？

「鶴瓶師匠のテレビ番組にも呼んでいただいて、ラジオも2回ほど呼んでいただきました」

――それは何をきっかけに呼んでもらえるようになったんですか？

「鶴瓶師匠が、僕が出た『R-1ぐらんぷり2016』を見てくれてたんです。それで銀シャリの橋本直から『鶴瓶師匠がおいでやす小田が面白かった、と言っていた』と聞いたり、ダウンタウンの松本さんも番組で面白かったと言ってくれてて。

　
　しかも、そのお二人が番組の打ち上げで一緒になったとき、お二人ともが『一番面白かった』と言っていたことを番組のスタッフさんから聞いてたんです。

　そっからテレビ番組やラジオに呼んでもらえるようになりました」

――お笑い界の二大巨頭からほめられるなんてすごいじゃないですか。じゃあ次回のR-1ぐらんぷりは優勝しかないですね。

「それが、3年連続決勝に行ってますけど、年々厳しくなってる気はしますね。優勝する気がしないですもん（笑）。でも来年のR-1までに東京でなんとか露出を増やして、優勝を目標にします」

　鶴瓶師匠と松本人志さんに認められ、斎藤工さんからも絶賛されたおいでやす小田。R-1ぐらんぷりで優勝して、本格的にバラエティー界に「おいでやす～！」。

※8月31日、ヨシモト∞ホールでおいでやす小田の単独ライブ「上京ドストレート@∞」開催予定