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バルーンハーレーで木村拓哉を喜ばせた男、制作裏話を初告白

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.04 16:00 最終更新日:2018.09.04 16:00

バルーンハーレーで木村拓哉を喜ばせた男、制作裏話を初告白

 

 8月21日放送の『うちのガヤがすいません』(日本テレビ系)で、木村拓哉にバルーンアートで作ったハーレーダビッドソンをプレゼントしたお笑いコンビ「キャベツ確認中」のキャプテン★ザコ(41)。

 

 

 実際に乗ることもできる巨大なバルーンハーレーに木村も大喜びだったが、その舞台裏を元芸人のインタビューマン山下が直撃した!

 

 キャプテン★ザコは、8月28日に新宿で行われた「東京よしもと若手~ネタの祭典SP」のイベント会場にいた。ロビーで縁日が開催されており、そこでバルーンアートを担当していたのだ。

 

ーーバルーンアートの全国大会で優勝されたんですよね。

 

「バルーンで生計を立てている人が集まったプロの大会で、優勝しました。予選は16人ぐらいエントリーしていて、決勝は6人で争いました。

 

 僕の出た大会は、作品の出来を競うというより、10分間の持ち時間でバルーンを使ったネタをやるステージパフォーマンスの大会でした」

 

ーー最近ショッピングモールでやってたコンビの営業ネタを見ましたが、10分中9分もバルーンをやってましたね(笑)。

 

「僕ら昔、相方が『北斗の拳』のケンシロウで、僕が悪役のザコキャラに扮して営業に行ってたんです。そのときのお客さんがファミリー層だったんで、お父さんは笑ってくださるんですけど、ちびっ子と女性が全然笑わなくて。これはまずいぞとなって、形を変えました。

 

——先日、『うちのガヤがすいません』で木村拓哉さんにほぼ原寸大のハーレーダビッドソンをプレゼントされてましたが、作るのにどれぐらいの時間がかかりましたか?

 

「バルーンって一気に作らないとしぼんでしまうので、収録前日に、バルーンができる後輩(蓮華=ちゃんだい)を1人アシスタントでつけて、12時間かけて作りました。

 

バルーンハーレーで木村拓哉を喜ばせた男、制作裏話を初告白

 

 木村さんがバルーンのハーレーを見たとき、テンションが上がってらっしゃったのが温度でわかりましたね。芸歴の長い木村さんでも、あまり見ることがないものだと思うので(笑)。

 

 それと、『こいつ徹夜で作ってきよった!』っていうガッツが伝わったのかなと思いました。

 

 やはりバルーンで作った『北斗の拳』のジャギのヘルメットをかぶって、キャラになりきったまま低い声で『俺の名を言ってみろ』と言ってくださったので、多分、木村さんも『北斗の拳』を見てるなと思いました(笑)」

 

ーーバルーンアートで営業の仕事も増えたんじゃないですか?

 

「増えましたね。この間、バルーンアートじゃないんですが、河童の格好をして30分間、子供たちに水鉄砲で撃たれるという営業をやってきました(笑)」

 

ーーどんな営業ですか!(笑)。なんでそんな営業がザコさんに来たんですか?

 

「後から聞いたんですけど、最初は一般のアルバイトの方が河童をやってたそうなんです。でも、みんな辛くて辞めちゃうから、吉本にオファーが来たそうです(笑)。『芸人さんならガッツがあるでしょ』ということで(笑)。僕らでもかなり過酷でしたよ。36度の炎天下で、その30分間の営業を1日6回やりました」

 

ーーバルーンアートでの仕事の広がりはどうなんですか?

 

「海外の仕事もいただけるようになり、シンガポールやタイにバルーンアートのステージをやりに毎年行かせてもらえるようになりました。

 

 台湾で大地震があった1週間後ぐらいに行ったときは、東日本大震災のときに台湾の人がめちゃくちゃ寄付をしてくれたと聞いていたので、何か恩返しができないかなと思って……1日休みを作ってビアガーデンでバルーンアートのパフォーマンスをやりました。

 

 投銭でやったら、10分ぐらいで1万円ちょっと集まったんです。これって、外国人のお客さんを喜ばさないと得ることができないお金じゃないですか。それを自分の力でできたことがとても嬉しくて」

 

 バルーンアートのおかげで、仕事の満足度が高まったと語るキャプテン★ザコ。芸人冥利に尽きるとは、このことだろう。

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