「チョコプラ」萩本欽一からアドバイスもらうも意味がわからず

　お笑いコンビ「チョコレートプラネット」は、松尾駿（36）と長田庄平（38）の二人組。キングオブコント2008、2014ファイナリストの実力派だ。

　No.1ブレーク俳優の竹内涼真（25）からもTwitterで「家族で全員で好きだから！」と公言され、番組で共演したのをきっかけに3人で食事に行ったという。

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　今や人気と実力を兼ね備えたチョコレートプラネットを、元芸人インタビューマン山下が直撃した！

ーー今年に入ってからの勢いがすごいですが、芸歴はけっこう長いんですよね？

長田「13年目になります。同期はパンサー向井やシソンヌです」

ーー話題の映画『カメラを止めるな！』の主役・濱津隆之さんとも、よしもとの養成所で同期だったんですよね？

松尾「クラスが別だったので親しい間柄ではなかったですが、『はまつとコバ』というコンビで、『なんか面白かったな～』というのは覚えています。『カメラを止めるな！』を見たとき、周りから『これ濱津君だよ』と言われて『本当だ！』ってなりました。

ーーお二人はキングオブコント2008、2014ファイナリストになりましたが、そのときの反響は？

長田「2008年のときは、そんなになかったですね。もともとの仕事量が少なかったので、仕事は増えましたけど、正直、キングオブコントの次の日から4連休とかでしたからね（笑）。全然爆発せずに『あれ？』って感じでした。でもキングオブコントに出て以降は、バイトしなくてよくなりました」

ーー2014年のキングオブコント後はどうでしたか？

長田「反響はすごくありました。そのときは決勝で同期のシソンヌと争ったので、負けたのは負けたんですけど、感慨深かったです」

松尾「平昌オリンピックで羽生結弦選手と宇野昌磨選手が争って、どっちが金メダルだ？　というのがあったじゃないですか。それを、ゆにばーすの川瀬名人がテレビで見ていて、『これ、2014年のチョコレートプラネットさんとシソンヌさんやな～』ってつぶやいてくれて……」

長田「いや、スケール違いすぎるやろ！」

松尾「え!?　後輩はそんな感じで見ていてくれたのか、と思いましたけど（笑）」

ーー萩本欽一さんが、ネット番組で、キングオブコント2014のチョコレートプラネットさんのネタを見て『動きがピカイチだった』とほめてくれていましたが。

長田「ネットニュースになっていたのを拝見しました」

ーー萩本さんは「ネタをやった後の手さばき、足さばきがよくできていて、足や指をきれいに収めることができている。その後でもっと笑いにできることに気づいたら、よりよくなる」とおっしゃっていましたが。

松尾「まったくピンとこないですね（笑）」

長田「すごくほめていただいて嬉しいのですが、萩本さんの表現力が深すぎて、僕らには読み取れないです……」

ーーいやわかるでしょ。萩本さんは『足や指を収めた後にもっと笑いがとれるよ』とアドバイスしてくれているんですよ。

長田「いや、そんなに足や指の動きを意識したことがないんで、手足を収めるっていうのがよくわからないです（笑）」

松尾「それ聞いてから僕ら、コントの動きがぎこちなくなりましたから（笑）。『あれ？　どんな感じで動かしてたかな？』ってなりましたもん。
　だから僕らはまだ大将の考えの域まで行ってないということなんで、一回お会いして、うかがいたいですね。具体的にどういうことなのかを」

ーーそうですね。それさえ聞けたら、今年のキングオブコントで優勝できますね。

松尾「でも大将は『聞いちゃダメ』って言ってるので……（笑）」

長田「だから自分たちで高みを上げていくしかないです」

ーー竹内涼真さんとご飯に行ったんですよね？

長田「はい。僕らと涼真君の3人で行かせてもらいました。めちゃめちゃいい子でしたね」

ーーよしもとでは、後輩と一緒に食事に行ったら、必ず先輩が支払いますよね？　いやらしい話ですが、竹内さんとの食事代はどちらが出したんですか？

松尾「1軒目は僕らが出しました。1軒目のときも涼真君は『出します出します』ってなったんですけど、『じゃあ2軒目出させてください』となって、2軒目は出してくれました」

長田「芸歴も年も僕らの方が上なんで、どうしようかと思いましたけど……」

松尾「僕らより断然、収入が上なんで、やっぱ出してもらいたいですけどね（笑）」

　キングオブコント2018も準優勝まで勝ち進んでいるチョコレートプラネット。今年こそ萩本欽一と竹内涼真の期待に応え、優勝できるのか！