エンタメ・アイドル
間寛平「たけし軍団」入りの可能性もあった30年前の東京進出
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.22 20:00 最終更新日:2018.09.22 20:00
東京に進出して、来年で30年を迎える間寛平(69)。寛平に昔からお世話になっているという元芸人インタビューマン山下が、東京進出の知られざるエピソードを聞いた。
――東京に進出したきっかけは、お告げがあったからって本当ですか?
【関連記事:間寛平いま語る「アースマラソン」どんだけ死にかけてるか…】
「ホンマや。地方に営業に行ったとき、泊まっていた旅館の部屋に夜中3時ぐらいに帰って来て、畳の上に座ったら、畳の目が『東京行け~東京行け~』言うから……」
――お告げの主は畳やったんですか(笑)!
「そうや。それで『よっしゃ! 東京行こう!』と。ほんで、けじめをつける意味で吉本も辞めようと思って……。でも、東京行こうと思ったものの、なんの当てもないのよ(笑)。
それで、島田洋七に連絡して『悪いけど、俺、たけし軍団に入りたいから、たけしさんを紹介してくれ』って頼んでん。『ほんなら東京出てこいや』言われて、嫁と子供2人連れて4人で上京したんや」
――たけし軍団に入りたいと思ってたなんて、全然知りませんでした。
「ほんで洋七がたけしさん紹介してくれて、たけしさんに飲みに連れて行ってもらってん。そこで『たけし軍団に入れてください。お願いします』って頼んだんだけど、俺がべろべろに酔ってしもたんよ。
ほんならたけしさんがお付きの運転手を呼んで『寛平ちゃんを送ってって』と言ってくれて。それで送ってもらってる道中で、お付きの運転手が俺に『僕ら、ずっと寛平さんのこと、関西で見てきて憧れてた人なんです。そんな人が軍団に入るなんて絶対やめてください』って言われて」
――それでたけし軍団入りは断念したんですか?
「そう。今度は俺の嫁が子供の頃に欽ちゃんの追っかけしてて、欽ちゃんに可愛がってもらってたんよ。それで嫁と子供連れて、欽ちゃんにテレビ局まで会いに行って『面倒見てくれませんか』って嫁と一緒に頼んだんや。
そしたら欽ちゃんが事務所を紹介してくれて、その事務所に入ることになったんや。そしたら、そこから吉本の部長に『辞めんといてくれ』って11日間ずっと説得されて……。
ラジオのレギュラーの最終回にも部長が来て、そこで部長に『寛平ちゃんにやめられたら、ほんま吉本興業の恥やわ。東京に行きたいなら東京事務所に入ってくれへんか』って言うてくれて。それで『そこまで言うてくれるんやったら、わかりました』ってなって、吉本の東京事務所に入ることになったのよ」
寛平の東京進出に、まさか大物芸人が2人も関わっていたとは……。寛平の奥さんが欽ちゃんの追っかけというのも衝撃の事実だ。
※9月23日、ルミネtheよしもとにてコントLIVE「寛平がまとわりつく8人」公演予定