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きゃりー歓喜のバルーンドレスを作った男、ついにベンツを買う
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.09.23 16:00 最終更新日:2018.09.23 16:00
9月18日放送の『うちのガヤがすいません』(日本テレビ系)で、きゃりーぱみゅぱみゅにバルーンアートのドレスを作ったお笑いコンビ「キャベツ確認中」のキャプテン★ザコ(41)。その舞台裏を、元芸人のインタビューマン山下が聞き出した!
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――バルーンアートを始めて7年。やる前と比べると、収入はどれぐらい上がりましたか?
「だいぶ上がりましたね。先月の給料が今までの最高額をたたき出したんですよ。バルーンアートをやる前から比べると6倍ぐらいになりました。それで、最近大きい買い物をしまして……ベンツを買いました。『今後絶対バルーンで稼いでやる!』という気合で。
以前は、60万円のバイクのローンも若手芸人ということで通りにくかったんです。最初は却下されたんですが、そのときはローン会社の担当者に芸名を伝えたら、たまたま前の日に放送された『やりすぎコージー』(テレビ東京系)を見てくれていて、『昨日テレビに出ていた、吉本一エッチが上手い芸人さんですよね』って言われて(笑)。
――どんな覚えられ方なんですか!
「番組で吉本一エッチが上手い芸人として紹介されてたんですよ。それで『恥ずかしながら、そうです』って言ったら審査が通ったんです(笑)。でも、バルーンを始めたおかげで、今回のベンツの審査はすんなり通りました」
――前回、木村拓哉さんにバルーンの原寸大のハーレーを作ってましたが、今回はきゃりーぱみゅぱみゅさんにバルーンのドレスを作っていましたね。
「収録の前の日からテレビ局に行って作ったんですけど、そのときにスタッフさんから『作ったバルーンドレスはきゃりーちゃんのものまねタレントさんに着てもらいます』って言われたんです。
それで僕は『それは嫌です。僕はきゃりーちゃん本人に着せたいんです』って言ったんです。
そしたらスタッフさんが、『もし、きゃりーちゃん本人が着たいと言ったらいいですよ』って言われて。それで『わかりました。僕、必ず着たいというテンションまで持って行きます』って……。
――そんな裏話があったんですね。
「しかも、そのドレスを作るのを手伝ってくれた後輩がいて、バルーンを作る技術を惜しみなく出してくれたんです。その後輩たちから『ザコさん、僕たちも一生懸命作りますんで、必ず現場で盛り上げてください」って言われて。
僕も『必ずこのドレスをきゃりーちゃんに着せて盛り上げてくるから』って……。この後輩たちも、絶対テレビに出たいはずなんですよ。だって後輩もバルーンドレスを作ることができるんですもん。
でも彼らは、『ザコさん、頑張ってください』って、技術だけおいて、僕にいい武器を背負わせて送りだしてくれたんです。帰り道、泣きましたもん」
――いや! 今も泣いてますやん!(笑)
「絶対負けられない。『こっちは背負ってるもんが違うぞ!』と思って収録行きました。結果、きゃりーちゃんが『ライブで着たいです』って言ってくれて、しかもスタジオでも着てくれて、すごい喜んでくれました。後輩たちのおかげです!」
いつ割れるかわからないバルーンだけに、番組ではそのドレスに「市場価格ゼロ円」という評価が下されたが、その陰には涙なしには語れない友情物語があったのだ。
せっかくなので、バルーンを手伝ってくれた後輩芸人たち3名をここで紹介しておこう。
ウッチィ、怪盗スズメ白川、せつこ
今後の、テレビでの大活躍を期待したい。