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ドランクドラゴン「鈴木拓」の処世術は「個性を消せ」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.10.25 20:00 最終更新日:2018.10.25 20:00

ドランクドラゴン「鈴木拓」の処世術は「個性を消せ」

 

 ドランクドラゴン鈴木拓が、10月22日放送の『アッパレやってまーす!』(MBSラジオ)に出演した。
 

 番組では、リスナーからの「古本屋さんで拓さんの『クズころがし』が50円で売っていました。あの本はどれぐらい売れたのですか?」という質問メールを紹介。

 

 

 これには著者の鈴木も「50円!」と大爆笑。出版時にとくに話題にならなかったためか、共演者に詳細を聞かれ「2年前ぐらいに出しましたよ。100人限定のサイン&握手会もやりました」と回答。

 

 あまり手応えがなかったのか「売れたのは多分400(冊)ぐらいじゃないですか?(笑)」と答えた。

 

 続いて鈴木は、この本の舞台裏について「(本が)余って余って。100人限定のやつも15人しか来なかった。そのうちスタッフさんが8人。出版社は『鈴木さんとは二度とやりたくない』って」と告白する。

 

 気になる内容だが、「基本的にまあ処世術ですね。こうすると出世するよっていう」と説明。「全然売れなかったけど、レビューでは評価が高い。多分(読んで)『いい』って人しかやってないから(笑)」と続けた。

 

 ちなみに鈴木は、2015年8月14日付けの「ダ・ヴィンチニュース」のインタビューで、自らの処世術についてこう語っている。

 

「賢く、というのは大前提で、『客観的に自分を見て、自我が出ている部分があれば、消せ』ということです。個性の時代だなんて言ってるでしょ。クソ食らえですよね。社会の一員である限り、個性なんてものは邪魔でしかないです」

 

 鈴木は、天才ならともかく、凡人は個性を強調する必要がないと主張。現代の「個性を大事に」という風潮が、多くの勘違いを生んでいるという。

 

「才能もないのにスゲェ個性を押し売りしてくるんですよ。ほとんどの奴は個性なんかなくて、ただのワガママなんです。だからそういうふうにならないために、まず自分を消して、人にどうやったら好かれるかを考える(必要がある)わけです」
 

 インタビューでは「スタッフやマスコミを大事にする」「嫌われ者を演じるのはいいんですよ。でもほんとに嫌われたらダメってことです」と語っていた鈴木。芸能界で生き残っていることから、彼が本当に嫌われないための境界線を心得ているのがわかる。

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