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人の嫁が見たい!で『家、ついて行ってイイですか?』を作った
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.10.31 20:00 最終更新日:2018.10.31 20:00
「思いつかないわけじゃない、ただ、やろうとしないだけーー」
他局の人はそう言うかもしれない。しかし、やってウケたらそれが勝者。テレ東を代表するバラエティ『家、ついて行ってイイですか?』のプロデューサー・高橋弘樹氏に番組誕生秘話を訊いた。
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終電が終わった駅で一般人をつかまえ、タクシー代を払う代わりに自宅にお邪魔させてもらう『家、ついて行ってイイですか?』。
「深夜に他人の家に行ったとき、奥さんがすっぴんで出てきて。見てはいけないものを見てしまったみたいで、すごくワクワクしたんです。
それで『奥さん見せてもらってもイイですか?』という企画を出したら『数字が取れない』と言われまして。それならば夜、自宅に行けば、すっぴんの奥さんや片づいていない家が覗けるんじゃないかと……」
と、企画の発想を語る高橋氏。
「月に500件ほど声をかけて、家までついていける確率は10分の1ぐらい。さらにオンエアできるのはその3分の1です。いちばんおもしろかったのは土浦ですね。茨城県は、日本じゃないような自由な感じがあります(笑)」
番組の人気の理由を「等身大なところ」と分析する。
「人生、順風満帆な人はそんなにいないってことが、番組を観てわかるからじゃないですかね。楽しいことも辛いこともあるよ、と」
(週刊FLASH 2018年10月16・23日合併号)