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ロバート秋山、大部屋俳優だった父の教えは「人間の持ち時間は一緒」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.11.01 20:00 最終更新日:2018.11.02 12:58

ロバート秋山、大部屋俳優だった父の教えは「人間の持ち時間は一緒」

 

 ロバート秋山竜次が、10月29日放送の『ファミリーヒストリー』(NHK)に出演し、親の幸重さんについて語った。

 

 父・幸重さんは、高倉健の映画を10代で観て憧れ、まわりで仕事がしたいと思い立ち、19歳で俳優を目指して上京した。秋山は、そんな父に教えてもらったことを覚えている。

 

 

「『人間持ち時間は一緒であって、そのなかで好きなものに夢中になればいい』。それが親父の教育法だった」

 

 上京後に新宿歌舞伎町のバーで働き、俳優の養成所を経て大部屋(エキスストラ)俳優となった幸重さん。父の俳優時代について秋山が語った。

 

「映画にも何本か出ていて、学生時代に僕も見せてもらいました。親父が出てきたのが全部一瞬なんです。何本見ても一瞬。

 

『役者をやっていたんだったらなんていう芸名だったの?』と聞いたら『俺は城春樹っていうんだ』って(言われた)」

 

 この話を受けて番組スタッフが確認してみると、じつはこの芸名、幸重さんを大部屋に紹介した先輩俳優の名前だったことが判明。

 

 名前を使われたご本人は、好きにすればいい、と笑いながら、当時の幸重さんの印象について「先輩に止められても前に出ようとした根性の持ち主」と賞賛した。

 

 ちなみに幸重さんは、秋山のモノマネの十八番である「梅宮辰夫」とも映画『不良番長 突撃一番』(1971年)で共演したことがあり、「最高の気分だった」と話している。

 

 肺気胸にかかり俳優への道を諦めたという幸重さん。番組では、突然夢が断たれて泣き続けた日々があったことを吐露した。自らの教えを胸に、思い出の梅宮辰夫に扮して活躍する息子・竜次の姿は、まぶしく映っているにちがいない。

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