紅白歌手「門倉有希」長男ねこが弟妹6匹の面倒を見てくれて

「ねこ専用」のマンションに住み、小動物介護士や動物看護士などの資格も持つ門倉有希。現在、一緒に暮らしているねこは、なんと7匹！　最年長は、キジトラのウラン（オス、17歳）だ。

「以前、保護した子ねこが原因不明のまま3年少しで亡くなり、なぜもっと手を尽くしてあげられなかったのかと自分を責めた経験がありました。そこで、正しい知識を持って動物たちと向き合いたいと、資格を取得しました。

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　現在のマンションに住むようになったのは14年前。普通のマンションより床が肉球に優しく、壁紙が爪でガリガリにならないよう、工夫されています。

　ウランは、捨てられていたのを知人が保護したんです。会いに行って、即決で引き取りました。この子を絶対に幸せにしたいと思いました。

　我が家ではいちばん上のお兄ちゃんなので、みんなの面倒をよく見てくれます。2017年、他界したねこの看病を一生懸命やっている姿を見て、涙が止まりませんでした。

　現在、我が家のねこは7匹の大家族。でも、世話をするなかで、大変なことは何もないです。定期的にシャンプーしたり、具合が悪そうなときは、信頼している動物病院にすぐに連れていって診てもらうようにしています。

　私にとって7匹はかけがえのない家族。これからも人生、いろいろあると思いますが、みんなで乗り越えて幸せな人生を歩んでいきたいです」

かどくらゆき
44歳　1973年12月1日生まれ　福島県出身　1994年、『鴎……カモメ』で歌手デビュー。1996年、『女の漁歌』が第6回NHK新人歌謡コンテストでグランプリを受賞し、同年の『第47回NHK紅白歌合戦』に初出場。1998年に発表した楽曲『ノラ』は、累計売り上げ80万枚以上のロングヒットになっている。著書『長生きねことの暮らし支度』を上梓している

（週刊2018年11月13日号）