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兄弟コンビ「ミキ」昂生「ディズニーが好きすぎて好きすぎて」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2018.12.13 20:00 最終更新日:2018.12.13 20:00
昨年のM-1グランプリ2017で3位の好成績を収め、関西No.1若手漫才師の呼び声が高い、兄弟コンビ「ミキ」。ディズニーリゾートが大好きという兄の昂生に、その楽しみ方などを、元芸人のインタビューマン山下が聞く。
――おふたりは他の兄弟コンビより仲がいいですよね。千原兄弟の弟のジュニアさんはお兄さんのことを「せいじ」と呼び、中川家の弟の礼二さんはお兄さんのことを「剛」と、ともに呼び捨てしています。これは兄弟ではなく、あくまでもコンビの相方として接している表れだと思うんです。
でも、亜生さんは昂生さんのことを「お兄ちゃん」と呼びますよね。めちゃくちゃ仲がいいな、と思います。
昂生「そうですね。いまだに2人でディズニーランドに行きますから」
亜生「お兄ちゃんが全部お金を払ってくれるから」
昂生「俺は社長か! というか、僕がディズニーが大好きなので、全部案内してあげるんです。
ディズニーランドで楽しむ際、僕の中ではショーとパレードの合間にアトラクションに乗る『ショーとパレード先行型』とアトラクションの合間にショーとパレードを見る『アトラクション先行型』の2パターンがあるんです。
それで亜生に『今日はどっちの気分?』って聞くんですよ」
亜生「お兄ちゃんはホンマに楽しませてくれるんです。開演前に並ぶんですけど、そのときにマップを広げて今日行くところを全部説明してくれます。お客さんが少ないポップコーンやチュロスの売り場を知ってるんで、待たずにすぐに買ってきてくれたりもします」
昂生「亜生の食べたいものを事前に聞いて『それが食べたいんやったらここやな』とか、リサーチして場所を決めます」
――なんで弟に接待ディズニーしてるんですか(笑)。
昂生「ホンマそうですね。でも、僕がディズニーが好きすぎるというのもあるんですよ。
幕張に吉本の劇場があるんですけど、その出番の合間が少しでもできると、ディズニーリゾートライン(ディズニーランドとディズニーシーの周りを走るモノレール)をただただ2周だけ乗りに行くときがあります(笑)」
――それはアトラクションじゃなくてモノレールでしょ? 何が楽しいんですか?
「いや、これが意外とおすすめなんですよ。まずは普通に乗って1周します。それで2周目からは1駅ずつ降りて行くんです」
――駅に降りて何をするんですか?
「写真を撮るんですけど、駅からしか見えない景色があるんですよ。たとえば駅からだとアトモスフィアの全体が撮れたりするんです。
あとは他の人が楽しんでる風景を見たら、僕も楽しい気持ちになってくるし」
――虚しくならないんですか(笑)。
「全然ならないです。ただ、亜生がたまにツイッターで『今、お兄ちゃんがディズニーリゾートラインで2周回ってるから、お兄ちゃんを見つけた人は声をかけてもいいですよ』ってツイートするときがあるんです。
僕はそんなことは知らなくて、ディズニーに夢中になってたら、急に女の人に肩をたたかれて『ホントにいるんですね』って言われて。なんやねん! 『ホントにいるんですね』って(笑)」
――昂生さんからしたら、『わしゃ空想上の生き物か!』という話ですもんね(笑)。でも、そんなことされたら、お客さんに囲まれてパニックにならないですか?
昂生「全然それは大丈夫です。僕はミキの『B』なんで(笑)」
――B面ということですか? 今でいうカップリング曲ということですね(笑)。そんなにディズニー好きなら、ディズニーのお得な裏技や情報を教えてもらえないですか。
昂生「ファストパスを有効活用しないとディズニーは攻略できないです。朝一番にゲートが開くと、みなさんランド内の一番奥にある人気のスプラッシュマウンテンのファストパスを目がけて走るんです。
だから、僕は逆に朝一番はスプラッシュマウンテンの普通に並ぶ列に行きます。そしたら意外と空いてたりして、15分とか20分で乗れたりするんです。
そうなるとスプラッシュマウンテンはファストパスを取らずに済んで、近くにあるプーさんのハニーハントやビッグサンダーマウンテンのファストパスを取ると、短時間で3つ乗れたりします」
ミキの2人は、お互い30歳を超えた今でもディズニーランドで一緒に楽しめるという、新しい形の兄弟コンビだった。
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