滝沢秀明、ジャニー社長の誕生日会を仕切るもケーキが入らず　

　滝沢秀明が、12月28日放送の『中居正広のキンスマスペシャル』（TBS系）で、意外な生い立ちやジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長への恩義などを語った。

　幼少期の滝沢は、両親の離婚で母に引き取られ、3人兄弟の末っ子として極貧生活を経験。「お金もないので鉛筆とか消しゴムは買えなかったですね」と振り返り、冬でもタンクトップ1枚で過ごしていたという。

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　だが、ジャニーズ入りして、「僕はタッキーに10のことをあげるから、タッキーは1でもいいから返しなさい。その1はあいさつでもいいんだ」とジャニー社長は優しく接してくれた。「親父っていうのはこういう存在なのかな」と父のように敬慕するようになった。

　そんな尊敬するジャニーさんの誕生日を祝うため、滝沢は主催者としてインカムを付けてスタッフに徹し、後輩たちに指示を出しまくったという。

　山下智久は「動きがプロすぎて、どこの業者の人かな？」と見間違うほどだったと証言。嵐の松本潤も「嵐、到着しました。中入ります」と言われたと明かした。さらにKis-My-Ft2の北山宏光は仕入れ担当を任され、飲み物の数などを計算するが、滝沢が「これだけの人数だと○○が足りないから、こっちを削って」などダメ出しされた思い出を告白。

　自分たちで企画した理由を、滝沢は「ジャニーさんはシャイでスタッフには気を使ってしまうから。タレントだけだとリラックスする」と真相を明かす。中居正広も誕生日会に参加したことがあり、滝沢は「一番はしゃいでました。テレビ並みのMCで」と意外な一面を告白。だが、唯一の失敗として「ケーキが大きすぎて会場に入らなかった」という。

　ジャニーズ事務所の入所オーディションの審査員も務めるなど、「小さなジャニーさん」の異名を持つ滝沢。『週刊新潮』2018年10月4日号掲載の滝沢のインタビューでは、こう語気を強めた。

「僕はやっぱり……ジャニーズが好きなんですよ。本当に。ジャニーズが好きで、もっと良くしたい。そして、ジャニーさんが思い描いているものを形にしたいという思いが強かった」

　13歳でジャニーズ事務所に入り、タッキー＆翼でCDデビュー。22歳でNHK大河ドラマ『義経』で当時史上最年少の主役を務めるなど、活躍したタッキー。

　今後は、ジャニー喜多川社長の下でジャニーズJr.の育成やプロデュースに専念する。すでにSixTONESの『JAPONICA STYLE』のMVプロデュースを手がけた。不退転の決意で裏方に回る滝沢が、ジャニーズにどんな新風を吹き込むのか期待したい。