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噛みつきナマズにマラリア蚊「ノッチ」のデンジャラス収録談
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.02 16:00 最終更新日:2019.01.02 16:00
テレビ欄を賑わし、高視聴率番組のキーワードになっている「秘境」「珍獣」「絶景」「衝撃」という言葉たち。しかし、これらを実現するためにロケで映像を収め、放送するまでには、数知れない苦労と怒りがある。
オバマ前米大統領のものまねで一世を風靡したお笑い芸人のノッチ(デンジャラス)が、「死ぬかと思った」体験を語る。
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「いちばんの恐怖体験は、米国ミシシッピ州に赴き、人の指や腕を食いちぎる、獰猛な巨大ナマズを捕獲したときです。
道具をいっさい使わずに、自身の手を餌に見立て、ナマズを誘い出して捕まえる『ヌードリング』という漁法に、決死の覚悟でチャレンジしました。
まずは現地のナマズ養殖場で、捕まえ方のコツをつかんで本番に挑んだのですが、鋭い歯やトゲがある野生ナマズを素手で捕獲するのは、あまりに危険。『どれほどの保護効果があるのか……』と思いましたが、軍手の着用は許されました。
いざナマズの巣穴に手を入れて捕獲を試みるのですが、最初は恐怖心からなかなか奥まで手が伸びません……。
開始から数時間後、『指を食いちぎられても命を落とすことはない!』と腹をくくり、奥底に潜むナマズの口に手を入れ、もうその後は無我夢中で引っ張り上げて、巨大ナマズの捕獲に成功しました! 全長113cm、13.4kgのそのナマズは、ホイル焼きにして堪能させていただきましたよ(笑)。
ほかにも、カメルーンの先住民族の集落でのこと。浅瀬で行水をしようとしたら、村長が血相を変えて飛び出してきて、何度も手招きをするんです。
じつは、そこはマラリアの病原菌を持つ蚊が生息する場所だったんです……。 『アッチ、コッチ、ノッチ』をポリシーに、ジャングルの奥地でも無人島でも、どこでも行かせてもらっていますが、危険の連続なんです(苦笑)」
(週刊FLASH DIAMOND 2018年11月10日増刊号)