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ロケで死にかけ「安田大サーカス・団長」人生終わったと思った
バラエティFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.03 20:00 最終更新日:2021.07.16 16:38
テレビ欄を賑わし、高視聴率番組のキーワードになっている「秘境」「珍獣」「絶景」「衝撃」という言葉たち。しかし、これらを実現するためにロケで映像を収め、放送するまでには、数知れない苦労と怒りがある。
芸人トリオ・安田大サーカスの団長安田が、「死ぬかと思った」体験を語る。
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「全国各地の秘境駅を利用する人たちを探すリポーター役をやらせてもらっているのですが、2018年は猛暑で何度か死にかけました(笑)。
7月に鹿児島県の薩摩高城駅という場所を訪れたのですが、気温は46.7度。ひたすら待ちつづけるのですが、乗降者は現われない……。
結局、野宿することになったのですが、夏のテント泊はビニールハウス状態で、全身から滝のように汗が流れ、息苦しくて一睡もできませんでした。
保冷剤など、暑さ対策は万全の状態で臨んだつもりでしたが、翌日は猛暑&睡眠不足のため、頭痛がしはじめて、意識朦朧でした」
「ロケ以外に、人生で本当に死にかけたのは、3年前のトライアスロンレースでの自転車事故。下り坂で転倒して頭部を強打し、意識不明でドクターヘリで病院に搬送されました。
衝突後から病室で目覚めるまでの記憶がまったくないのですが、担架で集中治療室に運ばれる際、マネージャーに向かって、『写真撮っておけ!』と叫んでいたそうです。
あと20年前に、アメリカ大陸を縦断するというロケに参加したんですけど、ラスベガスに立ち寄った際、『Fuck You』と連呼する白人男性に絡まれて。
それを「Thank You」と聞き間違えて、近寄ったら殴られてピストルを突きつけられたときも、人生終わったなと思いましたね」
(週刊FLASH DIAMOND 2018年11月10日増刊号)