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活動休止の「西野カナ」お下げ髪の少女が歌姫になるまで
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.09 17:45 最終更新日:2019.01.09 17:45
1月8日、歌手の西野カナが、公式ホームページで無期限の活動休止を発表した。
「2008年にデビューしてから今まで、音楽を通してたくさんの方に出会い、大好きな音楽に囲まれて、最高の20代を過ごすことができました」とHPでコメント。
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2005年、16歳のときにオーディションで4万人の中から選ばれた西野は、高校時代から歌のうまさで有名だった。
「遠足のバスの中で西野さんが、倖田來未さんの『Butterfly』を歌ったんです。すごい上手で。私は眠気が吹っ飛びました」
と、三重高校時代の担任・田中寿和先生が、かつて本誌に語っている。
高校時代、左右に分けたお下げ髪だった西野は「気さくな性格で、男女関係なく友達が多かった」(同級生)というが、実際、学園祭では沖縄菓子店を開き、味噌まみれになっていたという。
さらに、歌だけでなく、級長や副級長をするなど、明るく活発な性格だった。
「学校の勉強も好きだったので、進学か芸能界かすごく悩んだようでした。『チャンスがあるなら、両立を目指してみたら』とアドバイスしました」(田中先生)
得意科目は英語で、成績も優秀だった。
オーデションに受かったあとはそのままプロにはならず、民謡の師匠に弟子入りしてボイストレーニング。高校時代は、歌手の準備期間にあて、その後、名古屋の大学に通いながら2008年に歌手デビュー。
2010年から9年連続紅白出場を果たし、平成生まれの女性ソロアーティストとして最多出場の快挙を達成した。歌手としてトップを走り続けただけでなく、ファッションアイコンとしても活躍した。
「もうすぐ、ずっと楽しみにしていた30代。旅行が好きなので、行きたい場所もまだまだありますし、やってみたいこともたくさんあります」(HPのコメント)
2019年に30歳を迎える西野。10代から歌にすべてを捧げてきただけに、しばらくは普通の女性として過ごしたいということだろう。