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宮藤官九郎、大学中退時に「見捨てないで」と両親に詫び状
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.01.11 16:00 最終更新日:2019.01.11 16:00
宮藤官九郎が、1月4日放送の『ファミリーヒストリー』(NHK総合)で、知られざる両親との関係を語った。
宮藤の父は教師で、人との絆を大切にして、さまざまな会合に出ていたという。「人の中で人は育つ」と教えられ、人前で一芸を披露する父に子供の頃は恥ずかしい思いもしたが、「自分の今の仕事にもつながりがある」と回顧。
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18歳で宮城県から上京して日本大学に入るが、劇団「大人計画」の活動にのめり込み、大学中退を決意。その際の手紙が公開され、「信頼を裏切ったことを、すべての面で深く反省しています」「どうか見捨てないでください」と書いてあった。この詫び状に両親は覚悟を感じて、「応援しましょう」と決意した。
宮藤は脚本家として大成し、放送中のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK総合)でも脚本を担当。同作ではビートたけしが古今亭志ん生役で語り手を担当。その理由を毎日新聞で明かしていた。
「志ん生が五輪に関わった史実はないが、落語というのは違う人の話を挟んだり、簡単に時間を飛ばしたりもできる。それに、歴史を動かすような将軍や殿様ではなく、庶民の話をやりたかった。落語なら下町や長屋の話をメインにでき、作りやすい。五輪の話を作るにあたって、落語は重宝しました」
落語をテーマにしたドラマ『タイガー&ドラゴン』(TBS系)なども執筆してきた宮藤。『いだてん』は2020年の東京オリンピックに向けて、大いに盛り上がっていきそうだ。