エンタメ・アイドル
カラテカに聞く「キャラが全然違うのになんでコンビ組んだの?」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.02.08 11:00 最終更新日:2019.02.08 11:00
76万部を突破した大ヒット漫画『大家さんと僕』の作者・矢部太郎(41)と、コンサルタント会社を起業し、今や年商1億円の会社社長だという入江慎也(41)の副業成功コンビのカラテカ。
矢部は友達が88歳の大家さんで、入江はJリーガーから政治家まで幅広い人脈を持つ「友達5000人」芸人。キャラクターが真逆な2人は、意外にも高校からの同級生コンビである。
【関連記事:70万部超えの漫画『大家さんと僕』に “木下ほうか” が登場してた】
そんな2人がなぜ高校で友達になったのか。カラテカとは旧知の仲である元芸人のインタビューマン山下が、2人の高校時代の話を聞いた。
――そもそも全然キャラクターが違うお2人がなぜ友達になったのか不思議なんですが?
入江 僕らが高校1年のときがJリーグ元年だったんです。それで、サッカー部のみんなでJリーグの試合を見に行きたかったんですけど、人気で並ばないとチケットが取れなかったんですよ。それで矢部に「並んでくれよ」って頼んだら「わかった」って。
――矢部さんは自分だけが並ばされるのは嫌じゃなかったんですか?
矢部 いや、僕、チケットを取るのが得意だったんです。
――そんなことに得意とかあるんですか?(笑)
矢部 はい。実際いい席が取れました。それでみんなと見に行って、グッと距離が近くなって遊ぶようになりました。
入江 僕、最初「矢部(ヤベ)」じゃなくて「ヤブ」だと思ってたんですよ。だから「ヤブちゃん!」って呼んでたんですけど、こいつが全然否定しないから、ずっとヤブって呼んでたんですよ。
矢部 いや、「ニックネームなのかな?」って思ってたから(笑)。
――そらそうでしょ! 矢部をヤブって本気で読む人を聞いたことないですよ(笑)。普通は、わざと言ってるんだと思いますよ。
入江 違います。マジで言ってました(きっぱりと)。
――堂々たるもんですね(笑)。高校時代からお2人はコンビを組んでたんですか?
入江 はい。最初は僕が文化祭でコントをやりたくて、何人か誘ったんですけど、みんなに断られて。最後に「ヤブちゃん、やんない?」って聞いたら「いいよ」って。それで2人で文化祭でコントをやったら、めっちゃウケました。
――はじめてコントをやってめっちゃウケるって、すごいじゃないですか!
入江 でも、さまぁ~ずさん(当時バカルディ)のネタを丸パクリしたんで(笑)。
――そらウケるでしょ!
矢部 ジャリズムさん(インタビューマン山下が組んでいたコンビ)のネタもやりました。
――え? そうなんですか! どうでした?
入江 ウケました。
――よかったです(笑)。
入江 それで、僕はこれで芸人としていけると確信しました。
矢部 僕は人のネタだし、こんなことでいけるはずがないと思ってましたよ(笑)。
入江 それで『元気が出るテレビ』で芸人募集してたので、矢部に内緒で勝手に応募したら、書類審査が通ったんですよ。矢部は受験勉強やってたので嫌がってましたが、強引に連れていきました。
矢部 僕はイヤだなと思いながら行ったら、現場にたけしさんがいらっしゃってびっくりしました。
入江 たけしさんの前で漫才をやったあと、たけしさんに僕らを散々いじっていただいて、現場は超ウケたんですよ。でも、放送できないことが多くて、番組を見たらほとんどカットでした。
矢部 カットはされたんですけど、たけしさんに面白いと言われたので、僕は、そのとき芸人になれるのかなと思いましたね。そのコーナーはたけしさんがプロデュースして芸人を育てていく企画だったんで。
入江 現場は、めっちゃウケたんで「俺ら売れた!」と思いました。
矢部 でもそのコーナーが人気なくて、2回で打ち切りになりまして(笑)。それで、僕は芸人をあきらめて大学に行きました。
入江 僕は東京アナウンス学院に行きました。
矢部 入江君、最初からアナウンス学院を志望していたみたいに言ってますけど、4校ぐらい大学受験して全部落ちてるんです。それを無かったことにしてますね(笑)。
入江 それは今、言わなくていいだろ!
※カラテカ単独ライブ「カラテカ メモリアルフェア『元友達』」は2019年2月9日、10日にGBGKシブゲキで開催予定