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土田晃之「ガンダム」の革命的キャラ設定を説明しよう

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.04.21 20:00FLASH編集部

土田晃之「ガンダム」の革命的キャラ設定を説明しよう

 

【土田晃之が解説する「革命的キャラ設定」】
《地球連邦軍》
●アムロ・レイ 
 物語の主人公で、ガンダムのパイロット。

 

「典型的な一人っ子タイプで、マザコンとファザコンが混じった、オタク気質の引きこもり。女のコより、メカいじりが好き。アニメ史上、初めてでしょう。戦隊ヒーローの『緑』のような存在が主役になったことで、視聴者の9割が、自分も主役になれる! と思えた。画期的ですね」(土田さん、以下同)

 

 

●ブライト・ノア
 アムロたちが搭乗する、母艦「ホワイトベース」の艦長。

 

「子供なのに、やむなくリーダーにならなきゃいけなくて、無理して1年間の戦争を乗り越える。ニュータイプでもないし、戦術に長けてるわけでもない。基本、『弾幕が薄い』と怒る人。でも、『みんなの兄貴にならなきゃ』って、一生懸命頑張った」

 

 

●セイラ・マス
 アムロの宿敵・シャアの実妹で、ホワイトベースの通信士。

 

「みんなのヒロインです。初対面の男を『軟弱もの!』とビンタする強さを持ってる。この人は理論武装してくるから、夫婦になったら大変。きっと面倒くさい女ですよ。『でも、あなた。あのとき、こう言ったわよね』って」

 

 

●カイ・シデン 軟弱な不良だけどカッコいい男
 ガンキャノンのパイロット。

 

「顔こそイケメンじゃないけど、人間的にすげえカッコいい。いちばん等身大で、我々に近い存在でしょう。ひょうひょうとして、軟弱な不良なんだけど、ミハルとの恋愛、彼女の死を乗り越えて、グッと大人になった。男として憧れますね」

 

 

●フラウ・ボゥ
 アムロの友人で、避難民の世話や通信士を務める。

 

「純粋に、幼馴染みのアムロのことが好きな女のコ。ガチで結婚するなら彼女でしょう。男は、美しいセイラさんにいきがちだけど、よく考えてみて。15歳で、孤児3人の面倒を見るような、優しいコですよ」

 

 

●リュウ・ホセイ
 連邦軍の士官候補生で、ガンタンクの操縦士。頼れる兄貴的存在だ。

 

「ブライトさんの唯一の相談相手でした。アムロを助けるために死ぬんですけど、そういうことができる男。ずっと生きていたら、ホワイトベースの人間関係はもっとうまくいったかもしれない」

 

 

●ハヤト・コバヤシ
 ガンタンクの操縦士。

 

「体格が明らかに小さい、というコンプレックスがあって、『アムロに勝てない』って泣くこともある。すごく真面目で、休まず毎日学校に行くんだけど、どうしてもテストで満点を取れないんだよね。すごく頑張ってるのに……っていうタイプ」

 

 

●ミライ・ヤシマ 
 ホワイトベースの操縦士。

 

「無理して頑張っている、ブライトさんのサポート役で、みんなのことを気遣う、お母さんのようにおおらかで優しい人。スレッガー中尉との恋なんて、子供向けアニメとは思えない生々しさ。母親の恋愛を見るのは、ちょっと嫌でしょう?(笑)」

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