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山本美月「2次元キャラとしばらく引きずるほどの大失恋」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.23 11:00 最終更新日:2019.04.23 11:00
「恋愛では、自分からアプローチするほうではないですね。ただ、いいなあと思う人には、いつもより楽しそうに話を聞いたり、態度で表わしてます。表わすというよりは、出ちゃうんじゃないですかね。
でも、自分からは積極的にいけないので、相手に気づいてもらうしかないんですけどね(笑)」
そう言って、ちょっぴりはにかんだ山本美月(27)。恋愛ドラマ『パーフェクトワールド』(カンテレ・フジテレビ系、毎週火曜日21時~放送)で、ヒロインを務めている。
本作は、有賀リエの同名漫画を原作とするラブストーリー。彼女が演じるのは、事故で脊髄を損傷し、車椅子生活を送ることになった建築士・鮎川樹(松坂桃李)の、高校の同級生・川奈つぐみ。高校時代、樹に片思いしていたつぐみが、12年ぶりに樹と偶然、再会するところから物語が始まる。
「プライベートで私が昔、好きだった男子に12年ぶりに再会したら? う~ん、とくに何も思わないでしょうね(笑)。普通に会話すると思いますよ」
つぐみを演じるうえで、車椅子の主人公と行動をともにするため、今まで気づかなかったようなことに、気づかされることが多くなったという。
「撮影の合間にご飯に行ったりすると、『この店は鮎川くんと来れるな』とか、つぐみの気持ちになって、見るようになりました。この間、友人の結婚式に行ったんですけど、バリアフリーになっている結婚式場も増えているんですよ」
また、つぐみが作中で絵を描くシーンもあるが、そこは自身と似ている点だという。
絵を描くことが好きなだけあって、2018年12月から自身のインスタグラムで、自作の絵と文字で近況を報告する「#近々の美月」という連載を、「週1回できれば」との思いで開始。温かみのあるかわいらしい絵は、ファンの間でも話題になるほどの見事な腕前だ。
「最近、ちょっと忙しくて、週1更新を守れてないんですけど……(苦笑)。絵が好きなのに、大学で農学部を選択した理由? 絵以外では、生物学が好きだったんです」
プライベートは、自他ともに認める「ヲタク」。アニメや漫画が大好きで、なかでも、『鋼の錬金術師』のキャラクター、エドワード・エルリックには、本気で恋をしていたという。
「最後の最後に、素敵なプロポーズをしている場面を見てしまい、子供もできたんだなっていうのもわかって、泣いてしまいました。しばらく引きずったほどの大恋愛でしたね。
今でも二次元のキャラにときめくこと? 全然あります。好きなキャラの傾向として、エドワード・エルリックもそうですけど、金髪のキャラに弱いんですよね。最近も、気になってるキャラは何人かいます」
また、共演者の松村北斗(23)とは「ポケモンGO」の話題で盛り上がっているという。
しかし、熱の入れ方は彼女のほうが断然上のようで、本作の制作発表会見の場では、松村に「僕は片足を突っ込んでる程度なんですけど、山本さんは全身どっぷり浸かられていて(笑)」と突っ込まれていた。
「ポケモンを探すのは、おもに車での移動中ですね。松坂さんは、『今から始めても、2人に勝てない』と、なかなか始めようとしてくれないんですけど、『ポケモンGO』は勝ち負けのあるゲームじゃないですからね。大事なのは、ポケモン愛ですから(笑)」
ちなみに、ドラマの中でつぐみを溺愛する父親を演じる松重豊(56)は、明治大学の先輩であり、同じ福岡県出身。「番地がいくつかしか変わらないくらい実家同士が近い」そうで、松重は「自分の娘は溺愛していないが、山本さんが実の子だったら溺愛する」と、ベタ褒め。
また、松坂からも「山本さんはおじさんにモテそう」と言われていたが……。
「年上の方とは、一緒にご飯を食べに行ったりするぶんには安心ですよね。お店をいろいろ知ってたり、知識も豊富だし。
でも、恋愛関係には絶対ならないと思うので(笑)、FLASHさんなどの写真週刊誌に撮られる心配もないというか、撮られても問題ないというか(笑)」
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やまもとみづき
1991年7月18日生まれ 福岡県出身 2009年から2017年まで女性ファッション誌「CanCam」専属モデル。2011年より女優活動開始。今後の待機作に、映画『ザ・ファブル』がある(6月21日公開)
(週刊FLASH 2019年4月30日号)