エンタメ・アイドル
千鳥の結成秘話ノブの父親が大悟に「次会ったときはぶん殴る」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.25 20:00 最終更新日:2019.04.25 20:00
お笑いコンビ・千鳥が、4月22日放送の『ファミリーヒストリー』(NHK)に出演し、コンビ結成時の裏話について明かした。
岡山県の井原市で育ち、高校卒業後はシャープに就職していたというノブだが、「本当に岡山の実家のところが田舎すぎた」らしく、「好きなミュージシャン、ドラマ、お笑いの人は全部、大阪・東京にいたから、『早く出たいな』っていうのをめちゃくちゃ思っていた」と、都会への憧れを捨てきれずにいたという。
そんなとき、大阪でお笑い芸人を目指していた大悟から「コンビを組まないか」との誘いが。高校時代から仲がよく、文化祭でもコントを一緒に披露していたことから了承したノブだが、父親の勝治さんは猛反対したらしい。
番組で勝治さんが、当時をこう振り返る。
「会社も仕事を認めて指導してくれてるのに。それを自分勝手に辞めて帰ってきて、売れるかわからん芸人になるなんて。そりゃ、1発(ノブの)頭を『ゴツン』としました」
この怒りは、誘った大悟にも向けられたようで、大悟はこう証言する。
「うちの家にも『何をたぶらかしてくれてんな』みたいな(文句を言ってきた)。僕にも『お前、次会ったときにはぶちこらす(ぶん殴る)ぞ』と」
大悟によると、勝治さんは「成功しようが何しようが、芸人になるなんてやつがうちの家から出るなんて許さない」という雰囲気を持っていたらしい。
こうして父親の大反対にあうも、最終的にノブは大悟とコンビを組むことを選択。岡山弁を駆使した漫才がウケ、いまではテレビで見ない日はないほどの大活躍をしている。
番組では「結局(岡山を)出てもそこの言葉を使って、そこで起こったエピソードをテレビでしゃべってる」と明かしていたノブ。彼が離れたくて仕方がなかった地元にこそ、千鳥の笑いの原点があるのだろう。