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土田晃之と落合福嗣が激推し「平成ガンダム」この3作を見よ
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.04.29 20:00 最終更新日:2019.04.29 20:00
「ガンダムっていろいろあるけど、けっきょく最初だけがおもしろいんでしょ?」
なんて声をよく聞くが、そんなことはない。芸能界随一のガンダムフリークとして知られる、タレントの土田晃之さん(46)と声優の落合福嗣さん(31)が、見たら絶対ハマる「平成のガンダム作品」を激推ししてくれた!
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土田さんのおすすめは2作。1つめは、『機動武闘伝Gガンダム』だ。各国代表の「ガンダムファイター」と呼ばれる格闘家が、世界の覇権をかけて、ガンダム同士の格闘対戦「ガンダムファイト」に挑む内容だ。
「『機動武闘伝Gガンダム』は、魚型のマーメイドガンダムや、セーラー服姿のノーベルガンダムといったモビルスーツが出てくる世界(笑)。当初、いちばん腹が立ったけど、今、いちばん笑って観られます。
これ、『キン肉マン』の超人オリンピックや『ドラゴンボール』の天下一武道会のように、各国代表のガンダムが出てきて、『もう、ふざけんな!』って感じなんだけど、ひとまわりしておもしろい」(土田さん)
土田さんおすすめの2作めは、『機動戦士ガンダムSEED』。
「『ガンダムSEED』も最初、大嫌いで(笑)。みんな美男美女のキャラクターで、『クソだな!』って思ったけど、遺伝子操作で生まれてきたから、美男美女なんだと。
最初は初代のパクリかと思ったけど、途中から変わって超おもしろくなる。最終回のころには大絶賛してました」
一方、落合さんのおすすめは、ガンダムシリーズのOVA作品『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』。
連邦軍の少尉、シロー・アマダと、敵対するジオン軍のテストパイロット、アイナ・サハリンの、出会いと恋を描いた、まさにガンダム版『ロミオとジュリエット』。青春ドラマの要素もある作品だ。
「ガンダムにハマったきっかけが、この『小隊』です。初代ガンダムと同じ時代背景で、『一年戦争』の裏で起こっている小隊の話。泥くさいんです。補給が行き届かないから、ガンダムの頭の代わりに、ジムの頭をつけて戦うとか。廃品を使ってしのいだり。めちゃくちゃリアルな戦争を描いている。
物語に出てくる主人公や仲間たちの、大人同士の意地のぶつかり合いに、グッときました。ガンダムはどの作品も素晴らしい。新旧の比較をするより、受け入れて楽しむほうがいいと思います」(落合さん、以下同)
とくにお気に入りは、雪山で重度の凍傷になったシローが、ビーム・サーベルで雪を溶かし、簡易的な風呂を作る場面。
「シローとアイナの2人が、一緒にお風呂に入ります。ここがいちばん好きなシーン」
たしかに初代のガンダムは、歴史に残る名作だ。だが、そこでとどまっていてはもったいない。以降のガンダムも、大人が観て楽しめる、傑作揃いなのだ。
2019年は放送開始40周年のメモリアルイヤーを迎え、記念プロジェクトが続々と進行中だ。4月29日からは『THE ORIGIN』(NHK)がスタート。映像配信サービス「dTV」では、29作品を10カ月にわたり順次配信中。
また、プロ野球球団とコラボしたガンダムも発売される。ソフトバンクホークスとは、『甲斐キャノン』モデルのガンキャノンを開発。詳細は「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」公式サイトを。
つちだてるゆき
1972年9月1日生まれ 埼玉県出身 芸能界屈指のガンダムファン。愛娘に、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』のヒロインの名前をつけた
おちあいふくし
1987年8月20日生まれ 東京都出身 落合博満・信子夫妻の長男。2019年3月、「第十三回声優アワード」の新人男優賞を受賞
※ガンダム作品の場面写真/(C)創通・サンライズ
(週刊FLASH 2019年4月23日号)