エンタメ・アイドル
霜降り明星のコンビ結成秘話「高校生漫才大会でヤジられて…」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.18 20:00 最終更新日:2019.05.18 20:00
お笑いコンビの霜降り明星が、5月15日放送の『ZIP!』(日本テレビ系)に出演した。
番組でせいやは、「僕らは『ハイスクールマンザイ』(高校生の漫才大会)で出会っているコンビ。粗品は高校生で素人なのに『粗品』というピン名を自分でつけていた」と語る。
【関連記事:新幹線で乗務員が暴言「霜降り明星」にJR東海が謝罪】
それぞれ別のコンビで参加していたというが、初対面のせいやに対して粗品は「俺が運営している大喜利サイトに入ってくれないか?」と、いきなり話しかけてきたそう。せいやは「気持ち悪かった」と当時を振り返る。
「スペード」というコンビ名で大会に出場し、2009年の関西代表にも選ばれていた粗品は、せいやについて「俺しか面白いやつはいないと思っていたなかで、『こいつは面白いな』って唯一思えた。『同級生でこんなに面白いやつがいるのか』っていう印象だった」と明かす。
一方せいやは、「高校生だから自分が一番面白いって思うじゃないですか。(粗品の漫才を見て)気に食わないなと。マジでスペードをぶっ倒してやろうと思って大会に出た」と、出場のきっかけが粗品にあったと説明。
さらに、2010年の地区大会で優勝していたせいやは、粗品の行動についてこう語る。
「今でも忘れないんですけど、人混みの中からこいつ(粗品)が『おもんないぞー! おもんないぞー!』って。とんでもないやつだと思った」
当時はまだ互いに意識する程度だったが、3月23日放送の『霜降り明星のだましうち』(ABCラジオ)にて、2人がコンビ結成を考えるに至った経緯について明かしている。
「ハイスクールマンザイは知り合ったきっかけ。そのあとに『お笑い甲子園』みたいな大会があって。それに粗品はピンで出ていた。俺もそれは知っていて『倒したいな』と。で、相方を誘ったんですけど、『受験だからやめておく』と。そこで人生で初めてのピン芸を考えた」
せいやが1日で考えたネタは、キャラクターのパレードに参加するはずが、肝心の着ぐるみを忘れてあたふたする、といったシンプルなコント。これを見た粗品は「メチャクチャ面白い」と感じ、積極的に話すようになったらしい。その後、ピン芸人として活動していた粗品が積極的に誘い、せいやが大学3年のときに正式にコンビ結成となった。
高校時代から互いに切磋琢磨してきた2人だからこそ、史上最年少のM-1優勝が果たせたに違いない。