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浅田美代子が語った「樹木希林」病室での最後の日々
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.25 11:00 最終更新日:2019.05.25 11:00
女優の浅田美代子が、5月23日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、45年来の友人で2018年に亡くなった樹木希林について語った。
樹木との出会いは16歳のときだったという。『時間ですよ』で初共演し、その後は一緒に何度も海外旅行に行くなど、親交を深めた。
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番組冒頭、司会の黒柳徹子から「いまはどんな気持ち?」と聞かれ、「なんだかまだ実感がわかなくて。突然『あ、美代ちゃん?』って電話がかかって来そうな気がして。本当にいなくなってしまったって感じがしない」と発言する。
さらに、黒柳から「樹木さんから『私はもうじき逝っちゃうわよ』みたいな話はあった?」と問われると、浅田は「ガンの進行具合とかは聞いていたけれど、最後の最後までお元気だったので、こんなにすぐ亡くなるとは思っていなかった」と明かす。
ガンになってからも、映画やテレビ出演など精力的に活動していた樹木。浅田は「『1人で家で休んでいるとそのまま寝てしまう。忙しくしている方が気力で元気になるからいいんだ』って言っていました」と樹木の様子を振り返る。
亡くなる直前は「ほとんど毎日お見舞いに行った」と言う浅田は、病室でこんなやりとりがあったと明かす。
「お医者さんがいらしてて。何かの処置をするので、私に『ちょっと外へで出てってください』と。(すると樹木が)筆談だったんですけど《この子も役者の端くれなんだから全部見せるの》って(書いて医者に)見せていた。先生も苦笑してました」
樹木は生前、ワイドショーで女性が犯人の事件が流れるたび、「美代ちゃんはこういうのをやった方がいいんだよ」と悪女役にチャレンジするようアドバイスしていたそう。
実は、樹木は実在した事件をモデルにした映画『エリカ38』の企画を浅田主演で独自に進めていたらしく、浅田は樹木からの「プロデューサーと監督はこの人だから、頑張って」という電話で、主演に選ばれていたことをはじめて知ったという。
主人公の母親役を演じたこの作品が遺作となった樹木。亡くなる前に親友・浅田に何か残してあげたかったのだろう。