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酒豪女優・奈緒のグルメ回遊録「カレーはおつまみです!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.05.26 11:00 最終更新日:2019.05.26 11:00
2018年放送の朝ドラ『半分、青い。』で、主人公の幼なじみを演じてブレイクした、女優の奈緒。1年後の2019年春は、ドラマ『のの湯』(BS12 トゥエルビ)で、全国放送では初となる主演を務めている。
同作は、奈緒・都丸紗也華・高橋ユウ演じるキャラの立った女性3人が、銭湯をおもな舞台に、ほっこりする女子トークとドタバタ劇を繰り広げる、ヒューマンコメディだ。撮影は、実在の銭湯でおこなわれた。
「いわゆる『裸の付き合い』をしました(笑)。最初は、『のぼせないかな』って思っていたんですけど、意外と、髪を洗っているときなんかの『冷え』が大変でした。
お風呂って、みんなが日常生活を過ごしているなかで絶対に入る、ひとつの『ルーティーン』だと思うんですよ。でも、銭湯に『入りに行く』ことで、暮らしのうちのひとつにならず、『日常のなかの非日常』的な特別感を味わえる。それは、ものすごく大きな魅力です。広いお風呂でゆっくりといろいろな考えごとをしたり、リセットできたりもしますし。
銭湯のおかげか、すごく大変なスケジュールだったんですけど、毎日まったく撮影の疲れが溜まらなかったんですよ(笑)」
銭湯を楽しみながらも、ハードな撮影をこなしていくなかで、共演する2人と「誓い」を立てていた。
「いまだに実現できてないんですけど、丸ちゃん(都丸)が『肉が癒しだ』と言っていて、かなり体力を使う撮影だったので、『終わったらみんなで、パーッと焼き肉を食べに行こう!』を合言葉にしていました。
焼き肉は好きなんですが、脂身が多いところが苦手で、タンだとずっと食べられるから好きです」
好きなものをずっと食べているタイプだという奈緒。ただ、新しいものにもよくチャレンジするそうで……。
「飲み物やお菓子で新発売のものは、絶対1回は買ってチャレンジします。最近は……全然、新発売じゃないんですけど(笑)、先月初めて赤福を食べて、衝撃を受けました。
『そんな、餅の上にあんこがのってるお菓子、ふつうやん』って思ってたんですけど……あれは本当にスゴイですね。ほんっとうに美味しかったです」
ドラマでも、奈緒が「食べているシーン」はひとつのみどころだ。たとえば、夜中に同居人2人が熱論を繰り広げている横で、我関せず、ひたすら人形焼を食べているシーン。
「私自身が食べることが好きなのもあるんですが、『すっごい食べてたよ』って編集終わったあとにスタッフさんに言われて、初めて『ああそんなにか……たしかに食べてたな』と気づいたぐらい。
じつは私1回、食べるのに慣れすぎて、劇中用のおせんべいを合間時間に食べちゃって(笑)。美術スタッフさんにすごい謝りました。
でも、みんな教えてくれなかったんですよ、私が食べてるのふつうに見ていて、『それ劇中用なんだけどな』って思っていたらしくて。それから、『気をつけよう』と思うようになりました」