ジャンポケおたけ、プチブレークでトリオ内階級に微妙な変化

　お笑いトリオのジャングルポケットが、7月2日放送の『ジンギス談』（HBC北海道放送）に出演した。

　番組では、1週間のスケジュールの話題に。基本的に3人揃っての仕事が多いのだが、斉藤慎二が競馬番組の司会を担当しているため、太田博久は「その日だけは太田＆おたけ』の2人で漫才をしている」と明かす。

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　これに司会のタカアンドトシ・トシがキャラの強い斉藤をカレーのルーにたとえ、おたけと太田では「白飯と福神漬けじゃねえか。カレーがないよカレーが」と突っ込む。

　トシの発言がしっくりきたのか、太田は「そのコンビ名いただいてもいいですか？」とノリノリ。しかし、トシから最近ドッキリ企画にピンで呼ばれ、プチブレイク中のおたけが「白飯」であると説明されると、太田は「気が狂いそう」とうなだれていた。

　おたけは、最近、収録でイジられることの多かった斉藤ではなく、自分に注目が集まっていると主張する。

　これに気を悪くした斉藤が「ドッキリとか誰でもウケる感じになっているので。あとは先輩がフォローして笑いになっているだけで、全然実力ではないです」と反論。

　だんだんとヒートアップする斉藤を指差し、太田は「おたけの活躍に一番ヒリヒリしているのはこいつなんです」と説明していた。

　続いて、こうしたパワーバランスの変化が如実に表れるエピソードとして、タクシーの席順の話題に。

　結成当初から、ネタも書かずキャラも薄かったおたけは、自分の立場をわきまえていたそうで、「私が前に行きます」と助手席へ座ることが定番だった。

　ところが、おたけ自身がブレイクしたことにより心境の変化があったらしく、「最近は（自分のウケが）いい収録とかもある。いままでの流れが崩せないから、前に乗りますよ。でも、パッと後ろを見たときに、のうのうと（2人が）乗っていたりすると……」と不満を口にした。

　この発言に斉藤は「ふざけんな！　お前がウケてるのはラッキーパンチだぞ！」と大爆発。怒りの表情で「こんなの調子に乗ったら一瞬で消えるタイプ。ふだんは全然面白くない。（おたけの）トークで笑ったことあります？」と訴える。もともと1人の仕事は「全部私に来ますから」と主張した。

　同様におたけの発言に反応した太田は「『のうのうと』って言ったけど、お前が一番ハネた日は、俺は（座席に）背中をつけてないからな」と説明していた。

　番組では「最近の一番のライバルはおたけ」と明かしていた斉藤。おたけのブレイクが、トリオでの仕事量増加につながるといいのだが。