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『8時だョ!全員集合』はリハーサル込みで10時間仕事と志村けん

エンタメ・アイドル 投稿日:2019.07.25 20:00FLASH編集部

『8時だョ!全員集合』はリハーサル込みで10時間仕事と志村けん

 

 芸人の志村けんと森尾由美が、7月23日放送の『志村でナイト』(フジテレビ系)に出演した。

 

 番組でゲストの森尾は、「芸能界に入って一番よかった仕事」として、『8時だョ!全員集合』(TBS系)をあげ、「緊張感とうれしいのが入り混じって、パーッと(一瞬で)終わっちゃった」と発言。「出て初めて知ったんですけど、1日仕事なんですよ」と明かす。

 

 

『8時だョ!全員集合』は、その名のとおり、夜8時に始まる1時間の生放送番組だったが、森尾は朝からリハーサルに参加していたようで、「これを毎週されているなんて、ものすごい大変だな」と振り返る。

 

 当時レギュラーだった志村けんは、「だいたい(朝)10時からドライ(リハーサル)が始まるんですよ」と証言。これには共演者の千鳥・大悟も思わず「本当は『10時だョ!全員集合』だったんですね(笑)」と突っ込む。

 

 さらに志村は「午前中に集まって舞台で稽古して、今度はゲストの人が入ってきて、音とか歌合わせにカメリハやって。で、またもう1回稽古」と説明。本番当日は、全体で10時間ほど仕事をしていたという。

 

 本番で、学生役で出演したコントの後に歌を披露した森尾は、「練習もしているから、大丈夫だと思ったんですけど、(場面)転換のときの迫力がすごくて、避けているつもりなんですけど、ぶつかりそうになった」と語る。

 

 志村は「コントで水とか使ったらビショビショだからね。セットは動くけど」と、床が濡れたままゲストが歌わなくてはならない場面がよくあったと、付け加えた。

 

 生放送は時間との勝負のため、「いまは生では絶対にできない」と言う志村。

 

 大悟が「毎回ちゃんとオチまでいって終わってたんですか?」と質問すると、「ゲストと(番組の)最後にやるコントは俺が担当することが多くて、稽古は3分でやったのに(本番に)出たら1分で、『え?』ってなるわけ」と応じる。

 

 放送時間が決まっているため、困ったときはカメラに向かって「コマーシャル!」と笑顔で宣言し、強制的に終了させていたらしい。

 

『志村でナイト』では、エンディングに流れていた『いい湯だな』のメロディー《ババンバ バン バン バン》も、時間調整のため、4~5パターンあったと明かしていた。伝説のテレビ番組の裏には、知られざる苦労があったようだ。

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