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うしろシティ阿諏訪の「ソロキャンプ俺流儀」時間をかける贅沢
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.01 20:00 最終更新日:2019.08.01 20:00
いま、中高年男性を中心に、おひとりさまの「ソロキャンプ」がブームだ。男たちは不便な山で、なぜあえてひとりでキャンプをするのか。キャンプにどっぷりハマっている、お笑いコンビ「うしろシティ」の阿諏訪泰義(36)が、その魅力と「俺流儀」を語った。
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20歳過ぎからソロキャンプの魅力に取り憑かれている阿諏訪。
「友達と山でバーベキューをしたら、思いのほか楽しくてハマったんですが、10月を過ぎると寒いのが理由で誰も行かなくなり……。しょうがなくソロで始めたら、意外と向いていることに気づきました。今では多いときは週1ペースで来ています」
キャンプは、「ひとつずつクリアする楽しみが詰まっている」そう。
「たき火が大好きなんですが、火は火打ち石を使ってつけるのが好き。もちろんライターのほうが早いし確実ですが、たとえ失敗しても、その理由を考えるのが楽しくって。『頭を使っている』って感じます。キャンプでの悩みってシンプルで、クリアしやすいことばかりです。
それから、川がある場合は、必ず川上にハンモックを設置します。たき火の煙がかかりにくくなるんです」
阿諏訪は、料理上手としても有名。キャンプ飯のこだわりは?
「『なんでもおいしい』のがキャンプ飯。時間があれば、パンや煮込みなどをつくってもいいし、なければ簡単なアヒージョでもいい。
そのとき食べたいものを、時間の許す限りつくれるのがソロキャンプのいいところです。調味料もあるから、その場で味つけできますし。外ってだけで、かなり美味しくなります」
ちなみに今ハマっているのが、「ブッシュクラフト」という、キャンプ場にあるもので食器などを自作する、北欧で盛んなキャンプスタイル。
「昔はいろんな道具を買いましたが、最近は、『できるだけキャンプ場にあるものでつくれたら』と思って。今つくっているのは、カップ。
落ちていた木を削って、形を整えてつくるんですよ。ただひたすらナイフで木を削っていますね。そうやって時間をかけて何かをつくるのが好きなんです。
あと、オタク心が強いので、調べるのも楽しくて。たき火の薪の組み方って、驚くほど種類があるんですが、その動画を見ているときが至福。
ソロキャンプって、究極のひきこもりだと思います。便利じゃない山にひきこもって、難しいことを考えずに人間らしく生きてみる。それがキャンプの魅力だと思います」
あすわたいぎ
1983年1月8日生まれ 神奈川県出身 金子学とうしろシティを結成。「キングオブコント」の常連。『うしろシティ 星のギガボディ』(TBSラジオ)などに出演YouTube「野あすわ」でキャンプ動画を配信中
(週刊FLASH 2019年8月6日号)