エンタメ・アイドルエンタメ・アイドル

テレビ制作者が指名「勝てるバラドル」この才能に驚いた!

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.08.26 16:00 最終更新日:2019.08.26 16:00

テレビ制作者が指名「勝てるバラドル」この才能に驚いた!

ワイプ力に定評がある指原

 

 いま、バラエティ番組を「ひな壇アイドル」たちが席巻している−−。『オールスター感謝祭』『水曜日のダウンタウン』『家、ついて行ってイイですか?』などを手がける人気番組の制作者たちが、「バラエティの姫たち」のワザを明かした。

 

 制作者側からバラドルに求められる資質とはなんなのだろうか。『オールスター感謝祭』などの放送作家を務める、興津豪乃氏が語る。

 

 

「いま売れっ子のバラドルに共通しているのは、VTRのおもしろさを増幅させてくれる、『コメント力の高さ』と『感情表現の豊かさ』です。

 

 VTRのワイプ力という意味では、ベッキーさんは別格。『えーどうなるんだろう?』と、その先の興味を視聴者に促すスキルまでありました。

 

 指原莉乃さんやホラン千秋さんも、ワイプ力が高い。また、佐藤栞里さんはサービス精神が旺盛で、事前アンケートが手書きの文字でびっしり埋まっていました」

 

 下ネタへの返しも大事な要素だという。

 

「池田美優さんが、おぎやはぎの小木(博明)さんから、『今日のパンツは何色なの?』と聞かれたときに『ちょっとセクハラなんですけど! なんなんですか! まぁ、黒ですけど……』と返したときはさすがだなと。

 

 一方、『オールスター感謝祭』のぬるぬるトレジャーハンターというローションを使う企画では、画面に動きを出せる身体能力と時間帯的にエロく見えない人であることも大事なので、丸山桂里奈さんを起用しました。

 

 そういえば、姉妹番組の『オールスター後夜祭』では、MCの乃木坂46・高山一実さんが、まだ若いのに堂々たる振舞いで感動しました」

 

 続いて、『水曜日のダウンタウン』の放送作家の大井洋一氏は語る。

 

「『7つの海をたのしもう!世界さまぁ~リゾート』(TBS系)のロケで、藤田ニコルさんがなんの躊躇もなく、人がいるビーチで水着に着替えてたときは『さすがだな』と思いました。

 

 弘中綾香アナは、ストレートなコメントに切れ味があっていいですね。30歳を超えてくると、もっと説得力が増して魅力も増すと思います。

 

 個人的にスタッフ受けがいいと思うのは、小倉優香さん。打ち合わせのときに素の部分を見せてくれて、距離を感じさせないところがいいんですよ」

 最後に、テレビ東京で『家、ついて行ってイイですか?』のプロデューサー兼演出を務める高橋弘樹氏は、これからのバラドル像についてこう語る。

 

「普通なら弱点だと思われることをあけすけに話すタレントが売れてますよね。たとえば、ゆきぽよさんや滝沢カレンさん。アイドルも例外ではなく、岡井千聖さんもそのタイプ。

 

 いまの時代、何かあるとすぐに暴露されて炎上してしまう。だったら最初からカミングアウトしたほうが、視聴者としては信用できると思うんです。何かあったときにダメージも少ないですしね。

 

 もはやアイドルは言葉の意味どおりの “偶像” ではなくなってきているのかな。これからはうまく炎上できるような、バランス感覚に秀でた人が売れていくんじゃないですかね」

 

 次のページでは、興津氏・大井氏・高橋氏に、「これからくるバラドル」をあげてもらった。明日の「姫」を青田買いしよう!

 

続きを見る
12

今、あなたにおすすめの記事

エンタメ・アイドル一覧をもっと見る