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黒谷友香が語る『男はつらいよ』大切なことを教わり癒やされる
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.06 11:00 最終更新日:2019.09.06 11:00
2019年8月に誕生50年を迎え、12月には幻の50作めが放映される映画『男はつらいよ』。芸能界・スポーツ界にもたくさんのファンがいる。お気に入りの作品に一家言を持つ、女優の黒谷友香(43)が、「寅さん」への熱い思いを語った。
「いつでも何度でも好きな作品を観るために、全49作品をまとめて買いました。
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『男はつらいよ』の魅力は、人はひとりで生きていけないこと、帰れる場所や心の拠りどころがあるのは、どんなに幸せかということ、いい意味で昨日と変わらない今日、今日と変わらない明日という日を迎えられる喜びなど、忙しい日常生活のなかでつい忘れてしまいがちな、基本的で大切なことを、さまざまな感情を通して教えられ、癒やされることだと思うのです」
黒谷がとくにお気に入りの作品は、「人として大切なこと」が色濃く反映されている第6作『純情篇』、第8作『寅次郎恋歌』。そして……。
「第11作『寅次郎忘れな草』です。寅さんとリリーが出会う作品で、リリーが出演する作品の寅さんは、とても自然体でセクシーだと思います。
網走橋でリリーと初めて言葉を交わし、港でお互いの身の上話をするシーンはとくに印象に残っています。出会いから自然に心が惹かれ合っていく寅さんとリリーは、とてもお似合いだと思いますね」
【黒谷友香の選ぶ「これを見ろ!」3作】
・『男はつらいよ 純情篇』(1971年)
・『男はつらいよ 寅次郎恋歌』(1971年)
・『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』(1973年)
くろたにともか
1975年12月11日生まれ 大阪府出身 1995年、映画『BOXER JOE』で女優デビュー。CM、ドラマなど、幅広いジャンルで活動。『ボキャブライダー on TV』(NHK Eテレ 毎週月曜午前5時45分~ほか)に出演中
(週刊FLASH 2019年8月20・27日号)