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立川志らく、談志師匠を刺そうと思ったこと「5回くらいある」

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.09.09 11:00 最終更新日:2019.09.09 11:00

立川志らく、談志師匠を刺そうと思ったこと「5回くらいある」

 

 落語家立川志らくが、9月6日放送の『ザワつく!金曜日』(テレビ朝日系)に出演。「(立川)談志師匠にイラっとしたことはないのか?」と聞かれ、志らくは「イラっとするどころか、刺そうと思ったことが5回ぐらいあった」と冗談まじりに告白する。

 

「無理難題がものすごい」と、談志について振り返る志らく。前座のころは荷物持ちをしたが、「談志は基本電車移動で、荷物を十何個も持たされる。首に3つかけて両手でも持って、電車の切符を買わなきゃいけない」と苦労を語る。

 

 

 さらに志らくは「地方に行けば、『お土産って』(お客さんから)新巻鮭に米とかあるじゃない。向こうの人が気を遣って『宅配で送りますか?』って言うと、(談志は)『いいんだよ! 労働力としてこいつを連れてきたんだから』って(断る)。

 

 新巻鮭を5本持って山手線のラッシュにあたったこともある。サラリーマンの顔に鮭が刺さったりするんだから(笑)。重いし、こんなに情けないことはない」

 

 前座修業の3年間は、朝からずっと掃除などをしなければならないため、師匠は食事しても、自分たちは食事の暇すら与えられなかった。志らくは「お客さんや友達が来て、『お弟子さんにご飯は?』と聞くと、『あいつらは腹減らねんだよ』って」と振り返った。

 

 ここまで厳しくするのには、談志なりの理由があったそうで、こう説明する。

 

「『落語家たるもの、貧乏と寒さ、飢えを知らないと落語を語れない。俺はわざわざそれを経験させてやっているんだ』って、理論武装して言ってくる」

 

 普通の弟子入りは、師匠の芸に惚れ込んで自ら志願して教えを請うもの。だが、師匠からこう言われてしまったら、ひたすら耐え忍ぶしかない。

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