ニッチェ江上、営業先で重宝がられる理由は「芸人のタイムキーパー」

　9月28日、『驚キュレーション！！　イイコト聞いたんだけど…聞く？』（TBS系）に、お笑いコンビ・ニッチェの江上敬子が出演。営業先での意外な役回りについて明かした。

　番組では「営業先で引っ張りだこな芸人」として江上を紹介。VTRに、お笑いイベントの舞台袖で、江上がストップウォッチを構える姿が映し出された。

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　ネタを見せ終えた芸人たちが帰ってくると「2分オーバー」「9分の持ち時間で7分しかやってない」などとアドバイスを始める。

　そう、江上が営業先で重宝されているのは、この「タイムキーパー」としての役割だ。江上は「いろんな芸能事務所の人たちが10から15組集まるんですけど、マネージャーさんがついてこないんですよ。身の回りのこととかを調べたり言ってくれる人がいないんで、7年ぐらいかけて、自然と私がその役になった感じです」と語っていた。

　先輩芸人からの信頼も厚い。

　この日イベントに出演していたナイツ塙宣之は、「サンドウィッチマンに関しては、（芸を見せる時間が）長いと俺も思ってて。悪質な時間延ばしのときに、江上がいてくれると助かる（笑）。

　江上はサンドさんに対しても（巻きのポーズをしながら）こうやったりするから。俺らがやると（サンドが）『塙くんがこんなことやってました』って、余計長くなるんですよ」と話していた。

　番組でMCを務めた山里亮太も、江上に助けられた経験があるという。

　山里は「えのちゃんが姉御肌で、悪さした後輩芸人を怒ってくれるから助かるっていうのはあるんです。一回居酒屋さんで会ったとき、えのちゃんが飲んでて。えのちゃんも後輩連れてて、その子がべろべろになって。わたくし女性といたんですよね」と語りだす。

　スタジオ中から「あの方？」と妻の蒼井優かツッコまれると、山里は頷いた。すると江上が、「その子がけっこう絡んじゃったんですよ。『写真撮っていいですか？』みたいな」と申し訳なさそうな顔で説明したが、山里が「それをえのちゃんがピシーッと叱って大反省で終わったの！」と明かしていた。

　お笑いイベントを陰で支える江上。先輩芸人にも後輩芸人にもハッキリものを言えるキャラは、今後ますます重宝されていくだろう。