クロちゃん「デートしたら女性のグラスはなめるでしょ？」

　なぜか今、人気沸騰中のクロちゃん。数々の嘘、暴言、常軌を逸した言動が暴かれ、ツイッターが炎上すればするほど、そのダークなオーラは輝きを増すばかり。そんなクロちゃんがこのたび、みずからの「哲学」をつづったエッセイを上梓。そこで、あちこちで展開される不可解な言動について、解説をお願いした！

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――デートしているときに、女性のグラスにキスをするそうですね。どういった動機からなんでしょうか？

「『グラスを舐める』みたいな感じですね。みんなやっていると思いますよ。酔っていたから覚えてないけど、『好きだ』という気持ちが強くなって、やっちゃったんじゃないかな」

――プールできれいな女性がいたら、そのまわりの水を飲む、というのも聞きましたが、その動機は？

「いや、ふつうのことだと思いますけど？　プールに入ったら、絶対、口に水が入るじゃないですか。そのとき、おっさんの近くにある水と、美女の近くにある水だったら、美女の近くにある水を飲みません？　だって、どうせ飲むんですよ？」

――モデルの蘭さんが使っていた布団を、持ち帰ったそうですが。その動機は？

「動機、動機って、ここ、警察署かなんかですか？　蘭ちゃんが持って帰ってほしそうだったから、持ち帰っただけです。家では使っていません。使ったら、布団が僕の匂いになっちゃうから」

――番組で、「恵比寿マスカッツ」の神崎紗衣さんの告白を断わり、話題になりました。

「ゲッターズ飯田さんに、『今年はモテ期だ』と言われていて。だから紗衣ちゃんに告白されたとき、『今はモテ期だから、これでOKしたら違う女のコにいけない』と思って、断わったんです。生放送の中での出来事だったので、既成事実になっちゃう。

　バレない状況で告白されたら、こっそりつき合った可能性もあったんですけどね。でも、あの告白が1月だったから、『モテ期が始まったばかりだ』と思っていたのに、そこから何もないんです。

『モンスターハウス』（『水曜日のダウンタウン』（TBS系）内の人気企画）が始まるちょっと前に、キャバ嬢とつき合えそうな感じになったんですけど、恋愛企画が始まってから、そこらへんの女性関係と疎遠になってしまったんです。

　でも、結局『モンスターハウス』で誰ともつき合えなかった……。おかげで全部、持ち駒がなくなってしまった！」

――そういえば、山里亮太さんが、蒼井優さんと結婚されましたね。

「『次に結婚するのは田中っち（アンガールズ・田中卓志）だ』とかいわれてるけど、超腹立ってる。山ちゃんとか田中っちに、男として負けているとは微塵も思ってないです。

　なのに、世間は僕のことを、『彼らのライバル以下』みたいな感じで見るんですよ。一緒にされても困る。山ちゃんには100対0で、田中っちにはそれ以上の差で、男として勝っていますから！　

　僕は、アロマコーディネーターの資格を持っているし、カポエラもやってるから、女性を守ることができる。『ブサイク芸人の中に入れられているのが、違うだろう』っていうことです！

　このあいだ、にこるん（藤田ニコル）に、『ブサイク芸人のなかでも圧倒的にドベ』って言われたけど、それは『僕に意識してもらいたくて、言ったのかな』と思ってます」

――クロちゃんも、つき合う相手が決まったら、公表しますか？

「名前の知られた女性だったら、すぐ公表すると思います。やっぱり、山ちゃんに負けちゃいけないですからね。山ちゃんの結婚で、ハードルが上がったというか。『ふつうのグラビアのコじゃダメかな』って思っちゃいますね」

――それって、グラビアアイドルをディスってませんか？

「いやいや、ディスってないですよ！　グラビアのコは、接近しやすいですから。でも本音を言うと、ギャル女優とつき合いたい。つき合ってからギャルにすればいいし、顔面偏差値が高ければ、なんでもいいんです。

　……それにしても僕、けっこう、ひどいことを言ってきた気がする。僕の本を読んで、ハートフルになって、きゅんきゅんしてほしいです」

――突然、どうしたんですか？

「これまでの話がヤバいって思ったから、いま、考えました。ストレスを溜めて、病んでいる人がいたら、僕のことを下に見てもいいから、僕の本を読んで、『こんなんでも大丈夫なんだ』と思ってもらいたいしんよー！」

くろちゃん
1976年12月10日生まれ　広島県出身　2001年、団長安田、HIROと3人で「安田大サーカス」を結成。9月13日、初の著書『クロか、シロか。クロちゃんの流儀』を発売。10月5日～20日、福岡PARCO本館8Fにて展覧会イベント「クロちゃんのモンスターパーク」を開催

※クロちゃんのエッセイ『クロか、シロか。クロちゃんの流儀』はPARCO出版より発売中

（週刊FLASH　2019年10月15日号）