エンタメ・アイドル
デビュー35周年「芳本美代子」もう一度、歌っちゃおうかな!
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.19 16:00 最終更新日:2019.10.19 16:00
「雑誌の撮り下ろしなんて、24年ぶり。でもカメラを向けられたら、意外と早く感覚がよみがえってきました」
芳本美代子は1985年デビュー。「ミッチョン」の愛称でトップアイドルだった。
「事務所をあげて、ひとりのアイドルをレコード大賞や歌謡大賞に出していた、ほぼ最後の世代じゃないかな。
【関連記事:高橋由美子「最後のアイドル」が「小さいおっさん」になるまで】
山口県から出てきて最初にできた友達は、佐野量子ちゃん。学校が一緒で、泊まり合ったり、遊びに行ったりしました。松本典子ちゃんとは、マネージャー同士が仲よくて、富士山に登ったり、グアムロケに行ったり、一緒の仕事をたくさんしました」
デビューして35年め、長期の休みを取ったことが一度もない。
「32歳で娘を産みましたが、出産して1カ月半で、山形へドラマのロケに行きましたからね。帰ってきたら娘がひと回り大きくなっていて、びっくりしました(笑)。
あのときの旦那は、同じ業界の人で理解があったし、親も近くにいたから、なんとかなりました」
その娘は、いま18歳になる。
「今度の舞台を、裏方で手伝ってくれています。外の人とはうまくやっているのですが、自分のママはシカトだからね(笑)。喧嘩もしますが、一方的に私が叱られて終わる」
主演舞台『秋声のリフレイン』が、10月20日まで公演中だ。
「うちの事務所の俳優が、総出演の舞台なんです。いままでやってきた活動の集大成。田舎の街が舞台なのですが、ちょっとおせっかいで温かい。昭和っぽい田舎のよさを、皆さんに伝えたいです」
もうひとつ、目標がある。
「来年、デビューまる35年を迎えるのですが、歌をやろうかなって話をしていて。10代のときアイドルでデビューして、お芝居を始めてからは歌っていない。
でもデビュー当時のファンからは『歌はしないんですか?』と言われたりしますから。あんな大変だったこと、今できるかしら?(笑) 恥ずかしくても『いっちゃおうか!』という気持ちです」
よしもとみよこ
1969年3月18日生まれ 山口県出身 1985年、『白いバスケット・シューズ』でアイドルデビュー。その後、女優に。1996年に結婚し一女をもうけるが離婚。2016年再婚。主演舞台『秋声のリフレイン』は、コフレリオ新宿シアターで公演中
(週刊FLASH 2019年10月22・29日号)