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りんごちゃん「イエスマンになったらブレイクしたの!」
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.10.22 11:00 最終更新日:2019.10.22 11:00
キュートなルックスに野太い声という強烈なインパクトで、2019年のテレビ界を席巻している、ものまね芸人のりんごちゃん。「ミュージック、スターティン!」という乙女な掛け声とともに、大友康平や武田鉄矢が、次々と彼女に “降臨” する――。芸人前夜からブレイク後の心境までを、本人に語ってもらった!
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「あゆになりたい!」
“りんご18個ぶん(18歳)” のとき、そんな思いを抱えて青森から上京したりんごちゃん。
「 “りんご数個ぶん” のころから、『歌が好き、ものまねが好き、あゆが好き』だけで生きてきました。最初は、あゆ一筋だったんですけど、だんだんと『歌手、ものまね、タレント、なんでもいいので、テレビの中でキラキラ輝く人になりたい』って思うようになりました。
“りんご20個ぶん” のときは、ドラマにエキストラとして出演したり、『TVチャンピオン』(テレビ東京系)の大食い選手権に出てみたり。お仕事をいただいたら、なんでもやっていました」
アルバイトをしながら、年に数回のテレビや雑誌の仕事をこなしていた。
「テレビで『ギャップものまね』をしても、続けて呼んでもらえなくて。何がダメなのかわからないし、『青森に帰りたいな』と思うこともありました。未来が見えないなかで悩みながら、パッとしない日々を繰り返していました」
そんな先の見えない生活から抜け出すために、りんごちゃんは “30個ぶん” の誕生日に、自己改革を決意する。
「『イエスマン』になろうと決めたんです。どんな言葉でも受け入れるのはとても難しいことだけど、『私自身が変わらなきゃいけない』と思ったんです。
『話しベタの私だけど、感謝の言葉を口にしよう、思いを伝える努力をしよう、目を見て話をしよう』って。この日を境に、自分の意識を高めて、気をつけるようにしました」
すると、世間の風向きも変わった。2019年1月、バラエティ番組『ウチのガヤがすみません!』(日本テレビ系)出演を機に、人気に火がついた。
「それまで、ものまねを始めるとき、『ミュージック、スタート!』ってふつうに言ってたんですけど、もっとギャップが作りたいなと思って。
それで、かわいく『ミュージック、スターティン!』にして、同時に、腰を落として脚を開いて歌うハウンド・ドッグのスタイルが生まれたんです。たまたま、偶然、降りてきました。
『ウチのガヤがすみません!』は、私の聖地。MCの後藤(輝基)さんは私の生みの親で、ヒロミさんは育ての親だと思っています。すごく感謝しています。今年1回めの放送でレギュラーが決まったおかげで、いまの私がいると思っています」
長年続けてきたギャップものまねは、さらにインパクトを増し、視聴者を釘づけにした。以降、りんごちゃんをテレビで見ない日はない。
「今後も、いろんなことに挑戦していきたい。末永く愛されたいし、愛したいです」
※りんごちゃんがレギュラー出演中する『ウチのガヤがすみません!』は毎週火曜日23時59分~24時54分放送
(週刊FLASH 2019年10月22・29日号)