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北村一輝の「やりすぎ伝説」チンピラ役で前歯9本を抜いた
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.12.17 06:00 最終更新日:2019.12.17 06:00
12月14日放送の『土曜スタジオパーク』(NHK総合)で、北村一輝が「やりすぎ伝説」を明かした。
大阪生まれの北村だが、愛媛の商船高専に進学した。その理由を「海賊になりたかったのもあるけど、地元を出たかった」と説明。世界にはもっとすごい人がいると思っており、日本を出ることで自分を客観視できると考えていた。「(スケジュールが)空いたら無謀に(海外へ)行っていた」と、何十カ国も行ったことを明かした。
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過剰な役作りで知られる北村。若い頃、チンピラ役のため、自主的に前歯を抜いたという。「食べるシーンが多くて、子分役に見えるように、髪の毛切る感覚で、前歯を9本抜いて。3〜4本削った」と告白。
監督も驚いていたというが、そこまで徹底したことに「後悔はしてます」と苦笑。だが、「それぐらい考えずにやる時期も必要だった」と振り返っていた。
最近では、理想の部屋づくりにこだわり、昔の玩具を集めることにもハマっているという。
現在、北村は連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合)で戸田恵梨香演じるヒロインの川原喜美子の父親・常治を演じている。
家族に迷惑ばかりかける常治役について、生まれて初めてエゴサーチをした。その結果、「(舞台の滋賀県にある)琵琶湖に沈めたれ」と書いてあったことに衝撃を受けたそう。
北村は「見なければよかった」と言いつつも、書いた相手に「気持ちはすごいわかる」と理解を示していた。
北村は憎まれ役を演じることに「ドラマって全員がいい人であってもダメで。やっぱり、いろんな喜美子の人生を見せるために、どういうポジションが必要なのかっていうなかで作ってるので、それは計画通りというか……」と話した。
ドラマ『ニッポンノワール -刑事Yの反乱-』(日本テレビ系)にも出演し、多彩な役柄をこなす北村。人間としての器の大きさが演技に説得力をもたらしている。