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CMアイドルだった「伊藤智恵理」いまは美魔女デザイナー
エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2019.12.22 16:00 最終更新日:2019.12.22 16:00
「いまも昔も聖子さんが大好きで、それこそ母のおなかにいたころから、私は歌手になるって思っていたくらいです」
1987年、16歳でアイドルとしてデビューした伊藤(現・渡壁)智恵理。翌年には、ハウス食品の「フルーツインゼリー」のCMで人気者となった。
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「デビューして2年くらいは、とんとん拍子で、すごく楽しかった。でも歌のほうは、だんだん頭打ちになって、女優の仕事が増えてきた。
20歳くらいから、『歌手になりたかったのに、どうしてバラエティとか女優をしなきゃいけないんだろう』と考えちゃって。事務所に『辞めさせてください』って言ったんです」
23歳のときだった。
「父親が事務所に『金銭感覚が狂わないように、智恵理には小遣い程度の金額しか渡さないでくれ』と頼んでいたみたいなんです。だから『事務所を辞めても、お給料はあまり変わらないだろう』と思っちゃった。
『昼ドラの主役にしてあげる』と引き止められたけど、私も頑固で、曲げなかった。いま思うと、『もったいないことをした』って思います。でも、当時はわからなかった」
その後は音楽の勉強をし、Chieri名義でCDを出したり、ライブもした。
「35歳のとき、主人と出会いました。そのころ、会員制のバーで週2回歌っていて、そこのお客だったのが主人。それまで、“仕事が恋人” だったんですけど、主人と出会って、『この人の夢を支えたい』と思うようになった」
横浜市内でレストランを経営する夫とは、2015年に結婚。この日の取材場所だった「ヴィノテカ サクラ」には、彼女もよく顔を出す。
「だから、基本的には専業主婦です。でも結婚した年、この店で20代の友達にすすめられて『国民的美魔女コンテスト』に、締切りの5時間前に応募したんです。そうしたら、ファイナリストに選ばれて。おかげさまで、私がデザインした『チーム美魔女ジュエリー』が好評みたい」
スタイルを保つ秘訣は、「食事のときは、一食のなかでバランスを保つようにしています」という伊藤。あふれる才能は、隠せない。
いとうちえり
1971年4月1日生まれ 東京都出身 1987年、ドラマ『キスより簡単』に出演、挿入歌『パラダイス・ウォーカー』でデビュー。「フルーツインゼリー」のCMに出演。その後、Chieri名義でも歌手として活躍
(週刊FLASH 2019年12月24日号)