山田孝之、柔軟剤のCM取るぞ宣言「エキセントリックな役は限界」

　俳優の山田孝之が、3月5日に映画『ステップ』完成記念トークショーに登場した。山田演じる武田健一は、突如として妻を亡くし、父1人で子供を育てるシングルファザー。父と娘の10年間の家族物語が描かれている。

　山田は過去の作品で、エキセントリックな役が多かった。たとえば、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』（2012年公開）では、星役として星の姿に扮していた。

【関連記事：山田孝之の家族はみんなアーティスト「父が実験的な生き方で」】

　そんな過去も踏まえ、「20代はエキセントリックな役をしてきたが、今回の作品でようやく素の山田を出せました。みなさんが『本当は山田孝之ってこういう人だったんだ』と気づく作品になったと思います」と強く訴える。

　共演者の伊藤沙莉も、「見たことない顔をしていて、柔らかい表情でした。パパの顔でもあって、緊張してなかなか正面から見られなく……。陰から見ていました」と話すほど。

「20代でエキセントリックな役をやってきて、そろそろ限界。柔軟剤のCMを取りにいかないといけない」とジョークを飛ばすが……。

　同じく共演の広末涼子から「柔軟剤のCMに出ているのが、想像つかない。この10年間、子育てでステップアップしてきたので、私のほうが柔軟剤のCMいいかも」と笑い返されていた。