●2月〇日/過去問に挑戦! 結果は……(涙)
試験日まで1カ月を切ったこの日、初めて筆記試験の過去問に挑戦した。前日も、「スマホで符計算と待ちの問題に取り組んでいた」というが、結果は……100点満点で29点。
「全然だめですね……。たまにしか出ない役が出題されてました。役の漢字とか、出るとは思っていなかった(嶺上開花[リャンシャンカイホウ]の書き取りが出題された)。
点数計算も、テストでは、すぐに符を合計して計算できないといけないのが難しい。やっぱり、『簡単ではないな』と。焦りはあります」(雛歩ちゃん)
その後、彼女は部屋の外へ。ひとりで問題を見直していた。
●2月△日/「人生3度め」の雀荘体験!
雛歩ちゃん「家族麻雀ばかりだったので、雀荘にはほとんど行ったことがなくて。全自動卓も新鮮です」
取材陣3人と実際に対局して、腕試し。すると、ロンアガリ!
雛歩ちゃん「えーと、面前だから40符つくのかな。リーチ、ピンフ、ドラ1で親だから……」
店員さん「ピンフには、面前の符はつかないですよ」
点数計算の練習だとわかることが、実戦ではとっさに出ない。
店員さん「日本プロ麻雀連盟のルールは、裏ドラはないです」
雛歩ちゃん「え! そうなんですか?」
いろいろ課題が見えてきた。
●2月×日/憧れのプロから、緊張の実践指導!
この日は、二階堂亜樹プロから直々の指導を受ける。姿勢・発声・所作など、ひとつひとつに指導が入る。
小学生のときからテレビで見ていたトッププロの指導に、緊張した面持ちでうなずく雛歩ちゃん。指導後の二階堂プロに、話を聞いた。
二階堂「武田さんは、ツモってから切るまでのスピードが速いですね。これは、おそらく意識してやっていると思うので、二重丸です。
ただ、アガリや仕掛けに対して不安感が強く出ていて、たどたどしくなっていました。鳴きの手順、アガリの点数申告は、あらかじめ準備をしておくこと。ひたすら反復練習
あるのみです」
貴重な指導を生かせ!
たけだひなほ
21歳 1999年3月3日生まれ 愛媛県出身 “メンバー全員が現役モデル” というガールズバンド「たけやま3.5」で、ボーカルを務める9頭身美女。麻雀は、小学6年生のときに祖父に教わって始め、雀歴約10年。好きな役は「一気通貫」
(週刊FLASH 2020年3月17日号)