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スピードワゴン小沢一敬の実弟「不仲の兄」との和解を告白

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.19 06:00 最終更新日:2020.04.19 06:00

スピードワゴン小沢一敬の実弟「不仲の兄」との和解を告白

頼仁氏の兄・スピードワゴンの小沢一敬

 

 じつは頼仁氏の活動の根底には、2人の母親・君子さん(80)が長年続けてきた社会活動の影響があった。君子さんが語る。

 

「私はかつて、あるボランティア団体に関わっていて、そこで環境のことや、いまの地球がどうなっているかという話を聞いたんです。

 

 そうすると、『私たち大人が地球を破壊しているのだから、これからの子供たちには、よい地球を残したい』と思うようになりました」

 

 頼仁氏も、「母のそういう願いが伝わりました」と話す。君子さんは現在、頼仁氏の化粧品会社の専務を務め、いわば一心同体。また、姉も社員として働き、2人とも頼仁氏の政治活動を支えている。

 

「社長(頼仁氏)の姿を見ていると、『日本を変えたいという覚悟が、今年になってから、いちだんと増しているな』とわかりますよね。いまの国民は、ご馳走してくれたとか、就職を斡旋してくれたとか、そういう人にばかり票を入れます。

 

 そういう政治を見ていると、日本は寂しい。社長が政治活動を始めるには、『今がいちばんいいタイミングかな』って思いましたね」(君子さん)

 

 母が次男を “慕う” 一方で、兄弟間には長い断絶があった。

 

「僕が会社を設立する前、兄と一緒にラジオ番組に出たりしたことはあります。もう16年ぐらい前じゃないですか。でも、会社を設立してからは、テレビもラジオも、まったくつけてません」(頼仁氏)

 

 兄が番組の中で、弟について話すことがあったというが、いい思い出ではなさそうだ。

 

「化粧品会社をやっていることなどを、茶化して言っていますから。お笑いのネタとして言われていたようです」

 

 昨年は、兄弟の父親の十三回忌がおこなわれた。だが、ここでも2人が会うことはなかったという。

 

「すれ違いでしたね。向こうは仕事が忙しく、法要には、僕とは別に出席したみたいです」

 

 頼仁氏が政治活動をおこなうことで、兄には影響はないのかと聞くと、こう話した。

 

「まあ、兄に影響が出ても、お互いさまですよ。僕らは、もっと影響を受けていますからね。僕が政治や地球の話をしていても、『スピードワゴンの弟』としか見てもらえないことがありました」

 

 だが、兄・一敬は、母の君子さんには毎日のようにメールを送ってくるという。

 

「(一敬は)元気で頑張ってくれているから。芸能界にとどまらず、皆さんによくしていただいて、ありがたいなと思います。

 

 社長が政党を作ったことは、まだ言ってないです。きちっと話せばわかると思いますよ。私には、『体に気をつけてやってくれ』『長生きしてくれ』と言ってくれますね」(君子さん)

 

 母親にとっては、2人ともかわいい息子に違いない。だが、その息子同士の距離は……。

 

「兄との関係は、実際には遠いですよ。でも会ってなくても、僕はいつもエールを送ってはいます。健康で、元気でやってていただければ。無事がなによりの便りです。

 

 僕は、兄との仲はいいと思っているんですよ。兄に迷惑がかからないように、努力しています」

 

 後日、本誌の取材がきっかけになったのか、頼仁氏から「兄と電話で話しました」と連絡があった。

 

「僕が『党を起ち上げて、迷惑をかける』と言うと、兄は『お互いさまだから、気にしないように。今度、コロナ騒動が収まったら、また家族で会おう』と。

 

 政治活動の応援を、兄にお願いするつもりはないですが、『大変だから頑張れ』と言ってくれて、よかったです」

 


(週刊FLASH 2020年4月28日号)

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