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スピードワゴン小沢一敬の実弟「不仲の兄」との和解を告白

エンタメ・アイドルFLASH編集部
記事投稿日:2020.04.19 06:00 最終更新日:2020.04.19 06:00

スピードワゴン小沢一敬の実弟「不仲の兄」との和解を告白

頼仁氏と、ともに取材に応じた母・君子さん

 

 3月24日、愛知県庁で、政治団体の起ち上げ会見が開かれた。その名も「愛地球党」。代表で、化粧品会社社長の小澤頼仁氏(43)は、じつはお笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬(46)の実弟だ。

 

 だが、兄は政治団体の起ち上げを一切知らず、7年以上会話もしていないという……。

 

 

「『話したいことがある』と伝えようと思って、電話をかけたが繋がらなかった。折り返しは来ていません」(頼仁氏)

 

 兄弟のあいだに、なにがあったのか。愛知県東海市にある「愛地球党」事務所で、頼仁氏がインタビューに応じてくれた。

 

「僕は2006年に会社を設立して、2011年の東日本大震災では、支援物資を現地に届けたりしてきました。化粧品会社といっても、近年は “心の病” を治すために、電磁波を軽減させる商品なども売っています」

 

 記者が「スピリチュアルな話ですか?」と聞くと、「違います」と否定しつつ、続けた。

 

「2012年からは、ヒーリング活動も始めました。“手技” によるヒーリング治療です。話を聞けば、その人の体の悪いところがわかる。それを僕の手で “取って” よくします。

 

 今では病気だけでなく、人間関係や生き方、仕事の相談なども受けるようになりました。そこでわかったのが、『地球環境がよくならない限り、本当の意味で、人は健康になれない』ということだったんです」

 

 そのために2020年2月、「政治の世界に飛び込むことを決めた」と頼仁氏は話す。「愛地球党」が掲げる、おもな政策は以下の4つだ。

 

(1)国会議員を半数、議員給与を半額にして社会福祉費に充てる
(2)教育やメディアの改革を進める
(3)医療、農業、自衛隊などの社会改革を図る
(4)最終的には「世界同時軍縮」を目指す

 

 頼仁氏は、壮大な将来像を語る。

 

「僕が目指すのは、『地球をよくしたい』ということ。いつか民族や宗教同士の争いをなくし、国境が要らなくなるような地球にしたい」

 

 すでに頼仁氏は、名古屋と新宿で街頭演説にも挑戦した。

 

「名古屋では恥ずかしくて、途中でなにを言っているかわからなくなりましたね。後日、新宿でも演説したのですが、その日、僕は雨を止めることができたんですよ。天気予報では降水確率100%だったんですが、一滴も降らなかった」

 

 そんな頼仁氏にとって、兄はどんな存在だったのか。

 

「小さいころは、お兄ちゃんの “冒険譚” を、よく聞かされていました。お兄ちゃんは、『この小学校には秘密基地があって、そこのトップは○○君だ。だからあいつはいちばん怖い』なんて話をするのがうまくて。

 

 僕は、なにも知らないふりをして、『えっ、そうなの!?』って驚いていました」

 

 その後、2人は別の道を歩むことになる。兄は高校を中退し、お笑いの世界へ。一方の頼仁氏は大学を卒業後、高校教師を経て、いまの活動へとたどり着く。

 

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