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ドツキ漫才の「カミナリ」教育上の悪影響を問われ信念の回答

エンタメFLASH編集部
記事投稿日:2017.08.05 20:00 最終更新日:2019.01.31 11:34

ドツキ漫才の「カミナリ」教育上の悪影響を問われ信念の回答

『石田たくみ(左)と竹内まなぶ』

 

 昔に比べ、規制が多くなっているテレビ業界。暴力的な描写も禁止され、はては漫才のツッコミで頭を叩くことも禁止されてしまうことも。

 

 ツッコミの際、思い切り頭を叩くドツキ漫才でブレイク中のお笑いコンビ・カミナリは、NHKの番組に出演した際に、打ち合わせで『叩くの禁止』と言われたことがあったという。

 

 そんなカミナリのふたりが、7月28日放送の『金曜★ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)に出演。

 

 BPOを思わせる架空の団体「放送と教育審議会」から、ネタの暴力性を審議されるという、ドッキリをしかけられたのだった。

 

 売り出し中の若手芸人であるため、萎縮してしまうのかと思われたが、ツッコミの石田たくみは、まったくひるまずに、堂々と持論を展開した。

 

「自身の強いツッコミが、子どもへ悪影響を与えるのでは」と聞かれた際に、こう答えていた。

 

「正直に言いますね。テレビを見てマネして、それが暴力沙汰になったりしたら、その子が単に判断力のない子なんだなって思います。

 

 別にぼくが小学生のときも、そういう描写はありまして、面白いなと思ったけど、友だちにやったりもしないですし。

 

 もし、世の中にそういう子がいるとしたら、それは親の責任だったり、学校の責任だと思いますけど」

 

 この主張に対して、仕掛け人の千鳥・大吾も「いいこと聞かせてもらってる」と言うしかなかった。

 

 オンエアでは、数分の尺に収まっていたが、この架空の団体の面会は2時間ほど行われたようで、プレッシャーは相当のものだったはず。

 

 そんな状況で周りの意見に振り回されず、芯のあるコメントをしていた石田は、英語の中学高校教員免許を持っており、母親も元小学校教師。

 

 彼がもし芸人ではなく教師になっていたとしても、芯のある教育者になっていたかもしれない。

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