
2025年10月、ドラマ『相棒 season24』(テレビ朝日系)の撮影をしていた水谷豊(左)と寺脇康文
10月15日にスタートしたドラマ『相棒 season24』(テレビ朝日系)。2000年にスタートしたこのシリーズは、2025年で25周年を迎え、その記念として、12日には初となるファンミーティングがおこなわれた。
「主演の水谷豊さん演じる杉下右京に定年はあるか、と参加者に聞かれると、水谷さんは『警視庁には間違いなく定年はあります』と、引退を示唆する発言もあったようです。でも、最後には『定年退職はもうちょっと考えさせてください』と継続に意欲をみせていました。水谷さん本人は73歳となり、本来ならとっくに定年を迎えている年齢ですが、まだまだやりたい思いが強いようです」(参加者のひとり)
『相棒』シリーズは、寺脇康文が初代の“相棒”を務め、及川光博、成宮寛貴、反町隆史とそのバトンが引き継がれた。そして2022年の『相棒 season21』からは寺脇が復帰。寺脇が演じる亀山薫について、水谷はファンミーティングでこう話していたという。
「『いつか相棒が終わるころに、亀山君には何らかの形で戻ってきてほしいと思っていた』と。これまで“相棒”は、錚々たるメンバーが務めてきましたが、やはり初代の“相棒”に戻ってきてほしいという思いがあったのでは」(同前)
そんな“ラブコール”が実ったからか、寺脇は戻ってきた。10月下旬、仲よさそうに談笑している2人の姿を目撃。
「都内の公園で、『相棒』のロケがおこなわれていたんです」
と明かすのは近くの住民だ。
「撮影現場にはキッチンカーがあり、水谷さんと寺脇さんが、店員に聞き込みをしているシーンの撮影でした。休憩時間には、水谷さんと寺脇さんが隣り合わせの椅子に座って、和気あいあいと話をしていました。カメラが回っていなくても、2人は本当の“相棒”といえるほど仲がいいことが伝わってきました」(同前)
私生活での水谷は、長女で女優の趣里が9月に第1子を出産したことを発表、母で女優の伊藤蘭とともに、初孫の誕生に祝福の言葉を送った。
「水谷さんは、1968年にドラマに初出演しており、芸歴は57年と、息の長い活動を続けています。一方、歌手としての活動は2008年に再開したものの、以降はまた、止まったまま。『相棒』はもちろんですが、歌手・水谷豊の活動を期待する声もあるようです」(芸能記者)
古希を超え「おじいちゃん」になっても、“天才刑事”の名推理は続く。
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