
高市早苗首相(写真・JMPA)
「Just shut your mouths! And invest everything in me.(いいから黙って全部オレに投資しろ)」
12月1日午前、高市首相はサウジアラビアの投資関係者らが集まる国際投資イベント「FII PRIORITY Asia Summit 2025」に出席。挨拶で日本への投資を呼びかけ、最後に「お願いしたいことはお分かりだと思います」と前置きして、冒頭の言葉で締めくくった。
「このセリフは、人気漫画『進撃の巨人』の主人公のセリフを英語にしたものです。高市首相は挨拶のなかで『サウジでは日本の漫画、アニメが非常に人気だと伺いました。キャプテン翼、ワンピース、鬼滅の刃…』と言っていることから、周到に準備されたのでしょう。
高市首相は意外にも、『オタク』だと聞いています。経済安全保障担当相だった2024年6月の記者会見で、記者から『(国会で)コンテンツ産業について議論されたが、話題になったマンガやアニメについて、どのくらいご関心があるか。好きな作品があるか』と問われると『記者会見なので個人的に好きな作品についてのコメントは差し控える』としながらも、『マンガは大好きです。実家にもシリーズでそろえているものがある』と答えていました」(政治記者)
また、10月24日の所信表明演説でも「コンテンツ産業を含めたデジタル関連産業の海外展開を支援する」と明言。別の日には「日本発のアニメ・ゲーム・映画・音楽などを成長産業として重点投資の対象にする」とも語った。
そんな高市首相、イベントの挨拶で紹介した『進撃の巨人』の読み方がSNSで話題になっている。
「『進撃の巨人』の『巨人』はフラットな読み方が一般的です。しかし、高市首相は『巨』が少し上がり、『人』で大きく下がる読み方をしました。これは、プロ野球の読売ジャイアンツを『巨人軍』と呼ぶときと同じイントネーションです。そのためXにも《高市さんの「進撃の巨人」のイントネーションが、完全にジャイアンツのほうでわろてる》《高市さん、生粋の阪神ファンすぎて進撃の巨人のイントネーションが完全に読売巨人軍呼ぶ時のやつ》などのツッコミのポストが寄せられていました。高市首相は大の阪神タイガースファン。いつもの野球談義のクセがでたのでしょうか」(芸能記者)
「2025T&D保険グループ新語・流行語大賞」では、自民党総裁選で勝利したときの「働いて、働いて、働いて、働いてまいります」が年間大賞を受賞。キャッチーな言葉だけでなく、政策でも脚光を浴びることができるだろうか。
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