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溢れるグラビア愛!頓知気さきな「80年代アイドルに青春を感じます!」
グラビアFLASH編集部
記事投稿日:2021.12.24 21:00 最終更新日:2021.12.24 21:00
戦慄かなのとのリアル姉妹ユニット「femme fatale」としても人気の頓知気さきな。男女問わず支持を集める彼女のグラビア愛は筋金入り! 80’sアイドルグラビアへの偏愛を語り尽くす!
― 80年代アイドルのグラビアをこよなく愛するアイドルとして知られる頓知気さん。具体的に当時のグラビアのどのあたりが魅力なのでしょうか?
長くなりますよ(笑)。まず、当時のアイドルとファンとの関係性というか、被写体を遠くの存在として見ている感じに青春というか、ときめきを感じるんです。時代背景も関係していると思いますけど、今は携帯電話にLINE、インスタのDM…と、みんながいとも簡単に繋がれる時代じゃないですか。でも当時は、好きなコと連絡を取ろうと思ったら、緊張しながら自宅に電話することしかできなかったわけで。私はその時代に生まれていないから想像になるんですが、そういう当時のドキドキ感が写真にも表われている、と思うんですよね。
― 今はアイドルと接触することが前提というか、直接会えることが当たり前のことになりましたからね。
そうなんです。だから、グラビアについても、遠い距離感だと、なかなか読者が満足できないというか。あと、’80年代のグラビアは、被写体側も、もっと自由奔放だったと思います。今は読者の方のニーズを汲みすぎているというか…たまにちょっと直接的な“媚び”が垣間見えてしまうことがあるのが残念で。もちろん、今のグラビアのよさはたくさんあって、写真もデジタルになったからこそ、表現方法が一気に広がったと思います。だから、これは本当に見る側の好みの問題なんですけど、私は’80年代のほうが、青春を感じて好きなんですよね。
― これはもう現役のグラビア編集者よりも思いが熱いですよ。当時の写真とはどこで出合うのでしょうか?
時間があるとき、神田神保町にある「荒魂書店」(編注:往年のアイドル写真集やグラビア誌を、おそらく日本一取り揃えている古書店)に行きます。行きすぎて、今は常連になっちゃいました。気になった写真集をジャケ買いしたり、カメラマンさんに教えてもらったおすすめの写真集をチェックしたり。
―「荒魂書店」とはマニアックすぎます(笑)。そして実姉・戦慄かなのさんとのユニット「femme fetale」は男性だけでなく女性からも高い支持を得ています。
ここまでは、ゆっくり大きくしてきたんですが、’22年はちょっとスピードアップしたいと思っています!明確な目標はないんですが、通過点として、日本武道館に立ちたいです。
― これからの個人的な目標は?
グラビアの地位向上と、イメージの底上げ、です。モデルみたいに女のコが憧れる職業のひとつにしたくて。私がグラビアをやり始めてから、「じつはグラビアが好き」っていう、たくさんの女のコからDMをもらうようになったんです。女のコが当たり前にグラビアを見る時代になってほしいし、グラビアを“いろんな女のコを認める場所”にするのが夢ですね。