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高崎かなみ明治座で好演! 舞台『応天の門』で白梅役に挑む
グラビアFLASH編集部
記事投稿日:2024.12.20 18:15 最終更新日:2024.12.20 19:12
東京・明治座にて上演されている舞台『応天の門』。累計230万部を突破した人気漫画の舞台化で佐藤流司や高橋克典などの豪華キャストが話題となっている。
そんななか、主人公菅原道真に仕える女房・白梅役を演じる高崎かなみと原作とのシンクロ率が高いと評判だ。
高崎は数々のオーデイションでグランプリを勝ち取り、「無敵のグラドル」と称されており、俳優としてもドラマ「セクシー田中さん」(日本テレビ系)や映画「うみべの女の子」など数々の作品に出演している今、注目されている人物だ。
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そんな高崎に話を聞いた。
――1ヶ月弱にわたる稽古で挑んだ舞台『応天の門』ですが、本番を経験してみてどんな気持ちですか?
「今まで稽古では100%満足いくお芝居ができなくて。毎回先輩方に胸を借りるつもりでいましたが、舞台に立った初日からいちばん満足のいくお芝居ができた気がします。『もしかして本番に強いかも!』と思えるような。自分でも不思議ですが…。初日から終ってほしくないという気持ちがずっと強く、毎日楽しく演じさせていただいてます」
――稽古のなかで思い出に残るエピソードはありましたか?
「時代物のお衣裳じゃないですか。稽古初日から浴衣を着たり袴を履いたりするんですが、皆さん稽古初日とは思えないほどスムーズで驚きました。諸先輩方のお芝居を目の前で見ることができて本当に勉強になり、『これが本当の舞台なんだ』と実感しています」
――そのなかでもいちばん勉強になったのは?
「青山(良彦)さんです。とにかく所作がすごくきれいで。みなさんに動きを教えてくださるんですが、1から教えてくれるんです。『ここに座るときはこうしたらいいよ』とか、角度とか。ただ、私が演じる白梅は、みんなのなかでいちばん現代っぽいというか、ずっと飛び回っているようなかわいい感じだったので、もし私がこの役だったらこう座るのがいいかな、とか頭のなかでシミュレーションしながら学ばせていただきました」
――原作の白梅とのシンクロ率が高いとの評判ですが、演じる上で工夫はなさっていますか?
「ありがとうございます。そう言っていただけると本当に嬉しいです。原作を見て、どうしたら近づけられるか自分なりにやってみては、どんどん自分に似てる部分を探していきました。どこかぽわーっとしていて、そういう部分は似ているんですが、勉強家で本を読むのが好きなところは…私にはなかっただけに(笑)」
――オーディションを受けたときの印象はどうでしたか?
「ギリギリまで原作を読んでいましたが、オーディションに行ったら『白梅そのものだね』という感じになり、若干の手応えを感じながらも、そこから私なりの白梅が生まれた気がします。どうしてもやりたい役だったということもありますし、舞台が明治座ということでかなりの緊張もあったと思うんです。でも、受けて良かったです」
――明治座は初めてですか?
「客席から見たことは何度かありますが、ステージに立つのは初めてです。いざ、立ってみるとやっぱり大きいですね。舞台装置も豪華だし、舞台が回ったり花道があったりと『わー!すごい!』がたくさんありました」
――ご自身の演技を振り返ってみてどうですか?
「白梅はやっぱりやりやすくて。でも、稽古中に『白梅になろうという気持ちが強すぎてちょっとキャラ濃いめだからもうちょっと控えめに…』と言われたこともありました(笑)。いざ、舞台に立つと刺激しかなかったです。楽しいという気持ちも大きいですが、演じること助言してくださる先輩方の意見もいただけたので感謝しています。しかも『こうしたほうがいいよ』という感じではなく、『あなたのここがいいから、それをいかせるといいね』という感じでとても優しくて。演技がすっと入ってくるんです。来年もまた大きい舞台に立てるよう頑張りますが、また明治座に立てるように頑張ります!」
2025年の高崎からも目が離せない。
たかさきかなみ
‘97年7月14日生まれ 神奈川県出身 「第1回サンスポGOGOクイーン」、「ミスジェニック2019」をはじめ数々のオーデイションでグランプリに選ばれ「無敵のグラドル」と称される。縦型ショートドラマ『その離婚ちょっと待った! お嬢さま』はShortMaxにて配信中。そのほか最新情報は公式X(@Kanami_Takasaki)にて
写真・保坂駱駝
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