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億り人に学ぶ「1億円の貯め方」賃貸用アパートを一棟買いせよ

ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.08.21 06:00 最終更新日:2020.08.21 06:00

億り人に学ぶ「1億円の貯め方」賃貸用アパートを一棟買いせよ

 

《1億円貯める》《1億円稼ぐ》。そんな題名のビジネス書が増えている。著者たちに「YOUはどうやって “大台” に?」と、単刀直入に聞いた!

 

「学生時代は、仕送りから家賃を除くと、残るのは3万円。ビンボー暮らしの反動で、証券会社に入社した当初は、給料を使い切ってました(笑)」

 

 

『今からはじめれば、よゆうで1億ためられます!』(ビジネス社)の著者・八木エミリー氏は言う。だが、ある出来事を機に、生活を変えた。

 

「当時は、社員が自社口座にいくら持っているか、検索できたんです。ある先輩が断トツにお金を持っていて、聞いてみたら、『持株会(持ち株制度により株式を取得する組織)で増やした』というんです」

 

 そこで、毎月10万円にボーナス80万円、年間200万円を持株会に投資することに。

 

「手取りは約16万円でしたから、学生時代に逆戻りした感じでした(笑)。でも、『いま我慢すれば、将来豊かになれる』と考えて頑張れました」

 

 積み立て投資は、資産作りに有効だ。

 

「月10万円を積み立て、複利で利回り7%で運用すれば、30年間で約1億2000万円になります。ある程度資産ができたら、個別株や不動産、債券などに投資すれば、資産1億円により早く近づけそうです」

 

 ちょうどアベノミクスの時代で、200万円で購入した自社株が、翌年には300万円ほどになっていた。だが、証券会社に勤めていると、投資への制約が多い。そこで、不動産投資を始めることにした。100冊以上の本を読破し、週末にはセミナーに足繁く通った。

 

「26歳で、アパートの一棟買いができました。築18年、10室で4800万円。自己資金250万円で残りはローンですが、利回りは10%以上。すぐあとにもう1棟買い、27歳で2棟、28歳で2棟を購入して、現在は7棟あります」

 

 現在も収入の5割を投資に回して、新興市場を中心とした個別株も運用している。

 

●八木エミリー/フィナンシャルプランナー/資産7億円
愛知県生まれ 日本女子大学理学部卒業。2013年、野村證券に入社。2013年に株式投資、2015年に不動産投資を開始。2017年に退社し、フィナンシャルプランナーとして独立

 

(週刊FLASH 2020年8月18・25日号)

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