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47都道府県「おらが村の女偉人伝」山梨県・村岡花子/幼い長男を失い児童文学翻訳の道へ

ライフ・マネー 投稿日:2020.12.15 16:00FLASH編集部

47都道府県「おらが村の女偉人伝」山梨県・村岡花子/幼い長男を失い児童文学翻訳の道へ

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、山梨県

 

【山梨県】村岡花子

 

 山梨県の偉人は、NHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』のモデルにもなった、児童文学翻訳家の村岡花子だ。

 

 

 1893年に山梨県甲府市に生まれた村岡は、10歳で東洋英和女学校に給費生として入学。卒業後、山梨英和女学校で英語教師として5年間勤めたのち、編集者となった。

 

 5歳の長男を幼くして失ったことがきっかけで、外国の児童文学を日本中に紹介することを決意。『赤毛のアン』『フランダースの犬』などを翻訳した。さらに、子供向けラジオ『コドモの新聞』に出演。「村岡のおばさん」として親しまれた。ヘレン・ケラーが来日したときに、通訳を務めたこともある。

 

写真・朝日新聞

 

(週刊FLASH 2020年11月24日号)

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