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47都道府県「おらが村の女偉人伝」富山県・大宅昌/雑誌図書館「大宅壮一文庫」を設立
ライフ・マネーFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.17 16:00 最終更新日:2020.12.17 16:00
新型コロナウイルスの感染拡大で、年末も里帰りがしづらい状況に。「郷土愛」は、かつてないほど高まっているはず。ところで、その故郷が生んだ女傑をご存知ですか? そこで本誌が、47都道府県にまつわる「おらが村の女偉人伝」をお届け。今回は、富山県。
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【富山県】大宅昌(まさ)
雑誌専門図書館「大宅壮一文庫」の理事長を終生、務めたのが大宅昌だ。
1906年、富山県に生まれた昌は、富山県女子師範学校第二部を卒業すると、富山で7年間教師を務めていた。1931年4月、講演会のために富山へ来ていたジャーナリストの大宅壮一に見初められ、結婚。
1970年、大宅が亡くなると、彼が残した膨大な雑誌のコレクションをもとに「大宅壮一文庫」を開いた。評論活動やエッセイでも人気を博す。2007年、100歳で死去した。
写真・朝日新聞
(週刊FLASH 2020年12月1日号)